「隣にいても一人」@釜山(3)

11日
10時半入り、11時半ゲネ開始。
おおむね順調だったが、途中、点灯してはいけないアッパーホリがついてしまう。あれ、昨日は問題なかったのに、なぜ? しばらく考えて、わかった。昨日、一台、ディマー番号がわからない灯体があって、使ってないディマーをメチャクチャにそのチャンネル番号にパッチしたのだった。昨日はアッパーはブレーカーではねてあって点かなかったとかだろう。そういえば、パッチのやり方はわかったのだが、アンパッチ(パッチを外す)の方法がなかなか見つからない。アンパッチができないので、使っていないフェーダーにパッチを替える、という方法で切り抜ける。

遅めの昼食は、牛肉入りの「ヘジャンクク」。んまかった。

この後は夜の公演までまったくの空き時間。少し遠くの市場とかに行く者もいるようだが、僕は疲れたのでホテルで休むことにする。ホテルの部屋に戻りパソコンでネット接続。何とは無しに、EVOLITES PEARL のマニュアルをもう一度検索してみる。あった。あるじゃんか。やっぱり現場だとあれだな、自分では冷静なつもりでいても、慌てているものなのだ。早速、アンパッチの方法を見る。なるほど、なるほど。

昼寝した後、18時に劇場に戻る。使っていないディマーがメチャクチャにパッチされているチャンネルを、アンパッチ機能を使って綺麗に整理。あー、すっきりした。

20時開演で初日。満席。開演すると、実にドッカンドッカンとウケまくり。「隣にいても一人」上演史上、もっとも観客席から笑い声が多発する公演になった。

終了後、作&演出家プラス、出演者も出演しての(意味わかるよね)アフタートーク。こちらも良い盛り上がりで、とても良いトークセッションになりました。

夜は、日本チームみんなでカンアンリへ。刺身を堪能。

帰り道、コンビニでまたしてもソジュを購入。ただし今日はチャミスル・オリジナルではなく、先ほど刺身の店で出た「チョウンデイ」という釜山の焼酎にする。昨日残ったチャミスル・オリジナルと合わせ、二つの瓶が空になった。ずいぶん飲み過ぎみたいに思えるかもしれないが、よく計算してみると実はそれほどではない。アルコール度数はチャミスルが約20度、チョウンデイは約17度である。ビールのアルコールが5度だから、360mlのこの焼酎瓶一本のアルコールは、せいぜい普通の缶ビール4本程度。だから、僕としてはこの「焼酎一日一本」のペースは、まったく普通の量なのである。(でも部屋に帰って飲む前にすでにみんなと飲んでるから、やっぱり飲み過ぎなんだろうけどね)。



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