つれづれなる日々

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2010年9月の日々


09/30/2010(木)

あなざ事情団、今日の稽古は、シーン2の冒頭から。ここは客席が完全に舞台を囲むので、位置取りを緻密に決めていった。


09/29/2010(水)

15時半頃ツイッターで「のほほんと生きてるように見える私ですが、実際かなりのほほんと生きてると思いますが、ダメージ受けないわけじゃないのよ。」とつぶやいてるけど、何があったのか覚えてません。やっぱり日記はすぐ書かないとダメだな。と、12月3日記す。

友だちが稽古見学に来てくれた。今日は昨日に引き続き、導入部の、「○×ゲームでハムレットのあらすじを伝える」という部分を作っていた(1問ごとに「何を伝えるか」というメモを元に、実際にしゃべってみる)ので、演劇の稽古としてはちょっと特殊な感じになってしまったと思うけれど、後半実際に○×ゲームをやるのに参加してもらったりすることができて、いろいろと参考になって良かったです。ありがとう。

あと、「シーン1」の後半も今日は稽古した。新しいシーンを1からつくるのは、ホントに楽しい。でもつくったシーンの台詞をちゃんと覚えるのもやんないとね。


09/28/2010(火)

途中で稽古場を移動しながら(通しで取れなかった)、ハムレットの稽古。きょうは、シーンの稽古で「実寸」の威力を知った。以前青年団のワークショップで短い劇を作っていたとき、演出家に「きみたちは俳優だから、実際に動いて台詞を言いながら作ったほうがいい」と言われたことがあるけど、本当にそうだと思った。それと、今日つくりはじめた導入部が形が見えてきたのも嬉しい。

河合祥一郎著「ハムレットは太っていた!」読了。面白かった。太ってるってぷよぷよって意味じゃなく、ガタイがいい的な意味だった。


09/27/2010(月)

ハムレットのイラストは、結局、紙に筆ペンとミリペンで描いた。こんなの。

あいかわらず、デッサンは狂っている。しかし、右と左の腕の長さとか脚の長さとか、ちがってるのはわかってるんだけど、全体を見て「これでいい」と判断する自分がいる。良くも悪くも私の作風ってことなんだろか。

午後、友人と会って話す。


09/26/2010(日)

「みんなのハムレット」福岡公演主催者のかたから、フライヤー用のイラストを頼まれる。わたなべなおこさん経由で「こないだマチコさんが落書きしてたみたいなハムレットの絵を描いてほしいそうです」とのこと。コンピュータで描いてみる(ものすごくローテクで、Windowsの無料ソフト「ペイント」で、マウスで描いているんですよ私)がなかなかうまくいかないなぁ。

夜は、あなざ事情団稽古。


09/25/2010(土)

ゆうべ右下の奥歯が急に痛み出し、朝になっても治らない。ちょうど来週メンテナンスのため歯医者に行く予定になっていたのだけれど、ちょっと心配だったので、「鎮痛剤を飲めば来週の予約のときまで大丈夫だと思うんですが、ゆうべからこれこれなので、もしその前にみていただけると安心なのですが」と連絡。そしたら今日すぐに診ていただけることになり、夕方うかがう。詰め物がとれていたそうで、対処していただき、ついでに来週やるはずだったクリーニングもすませて、次はまた2カ月先に、ということになる。歯が痛いのはつらいので、頼れるかかりつけの先生がいて本当に心強いです。

夜は春風舎にて、青年団リンク・サラダボール「柔らかいモザイクの街」観劇。


09/24/2010(金)

寒い。夏から急に冬に突入したかのようである。

きょうの稽古は、14時から。福岡の会場図面を見ながら、どのシーンはどこで演じるか、そのとき観客にはどこでどのような状態で見てもらうのか、ということを検討しながら、シーン1、シーン2を読んでみる。ようやく台詞が口になじんできた。

帰り道、満員ぎゅうぎゅう詰めの小田急線急行にたえきれず、向ヶ丘遊園から各駅停車で帰った。


09/23/2010(木)
すごい雨。そして急に涼しくなった。

「砂と兵隊」マチネの受付業務。そして観劇。


09/22/2010(水)

来年の春の公演に向けての劇団内オーディションがあり、参加。あらかじめ配布されていた3種類のテキストから役を割り振られて読む。まったく予想していなかった役を振られてビックリする。もう何年も一緒にやってきている演出家にオーディションで私の何を見せるべきなのか、といういつもの問いが、今回はことさら大きく感じられた。

そのあと、友だちと3人でお茶。わーっと興奮してしゃべってて左手でトレーをひっくり返し、友のトレー内と床にアイスティーをぶちまけるという失態を演じる。そんなときも、「やっぱこういうときって、ホントにスローモーションに見えるんだねー」と動じない友。

夜は、あなざ事情団稽古。3人であーだこーだ話し合いながらテキストをつくっていく。

ビール1杯だけ飲んで帰る。


09/21/2010(火)

アトリエヘリコプターにサンプルの「自慢の息子」を見にいく。ついこないだ自分がここで怪談をやったんだなと思うとちょっと変な感じだった。


09/20/2010(月)

朝、さっと急いで動いたら太ももの前側がピキッとする。あらら。日野ワークショップの筋肉痛がやっとおさまったと思ったら、なんだろうこれは。肉離れの前兆、みたいな感じだ。気をつけていればたいしたことにはならないと思うが。やっぱり普段あまりにも運動不足なんだろか。

「砂と兵隊」マチネの受付を手伝う。本日は、チケットをもぎったり渡したりする係り。座っていられるので身体は楽だけど、渡すものがいろいろあったり、口頭で伝えることがあったり、忙しいは忙しい。でも私は受付業務は嫌いではない。


09/19/2010(日)

久しぶりに、出掛ける用事のない日。ゆっくり寝る。しかし最近なかなか疲れがとれない気がする。気候のせいだろうか。

図書館に行き、小説やら資料やら借りる。あなざ事情団の新作公演のために読みたい書籍が何冊かあり、コンピュータで調べると市内の別の図書館にあることがあり、貸出の予約をしてきた。準備ができたらメールで知らせてくれるシステムになっている。便利なのね。

夕飯は、ナスとタマネギのチーズ焼き。


09/18/2010(土)

「砂と兵隊」マチネの受付を手伝う。入場口でチケットを確認する係り。公演も見せてもらうつもりだったんだけど、ゆうべ夜更かししちゃったのできょうはパスして、某所でしばらく仮眠をとる。

夜は、あなざ事情団稽古。なおこさんが台本を起こしてきた部分について、3人でああしたほうがいいこうしたほうがいいと意見を出し合う。


09/17/2010(金)

来週の劇団内オーディション(春の公演)に向け、台本を読んでみる(覚えなくてもいいことになっている)。平田オリザがフランスでの公演のために書いた「銀河鉄道の夜」のラストシーンが、何度読んでも泣けてくる。うー、この台詞、言いたい。

午後からあなざ事情団稽古。「生きるべきか死ぬべきか」ってハムレットの有名な独白をどうするのか。旅芸人の名演技でハムレットが復讐を決心するところをどうやって観客参加でやるのか。むずかしい。いろいろ考えると楽しくてしかたない!


09/16/2010(木)

日野晃ワークショップに、今日も1コマだけ参加する。身体塾。掌で相手に働きかけるのがなかなかうまく行かず、先生にやってみせていただき、真剣に見ようとするあまり「視野が先生の手でいっぱい」というくらいまで近づきすぎちゃって、おいおい何をやってるんだと言われる。なんで日野先生のワークショップに来るとこういうキャラになっちゃうんだろか。

夜は、あなざ事情団稽古。昨日に引き続き、「ハムレット」を読む。


09/15/2010(水)

ワークショップから一夜明けて、首が痛い。縦系の連動をやったからだね。脚だけじゃなく首も使ってたのか。そこんとこ無自覚だった。

STスポットにて、【ワイルダーカフェ】渡辺美帆子演出『サン・ルイス・レイ橋』観劇。やりたいこと、やりたい様式があってそれに向かっていることはわかる。ワーク・イン・プログレスとして、興味深く見せてもらった。

夜はあなざ事情団稽古。最初は、お互いシェイクスピアの「ハムレット」をすでに読んで理解しているということを前提に、どのシーンを今回はやるのか、どういうふうにやるのかというようなことを話していたんだけれど、これはどうもまずは声に出して3人で読んでみたほうがいいんじゃないかということになり、シーンごとに役を振って音読を始めてみて、黙読しているときとの印象のちがいにビックリ。声に出すと面白いじゃんハムレット。

昨日のワークショップの筋肉痛が、夜になってもまだ残っていて、くしゃみすると腹筋が痛い。


09/14/2010(火)

日野晃東京WSに1コマだけ参加(身体塾)。日野武道の人や去年の東京WSで会った人や福岡WSで会った人や、なつかしかった。縦の連動のことと腕のねじれをじっくりやった。脚がガクガクする〜。

夜は、あなざ事情団。10月末福岡での新作公演に向けてきょうから稽古開始。といってもまずはテキストをどうするか、3人で話し合う。


09/13/2010(月)

「砂と兵隊」舞台仕込み。砂の量が半端なく、予定よりも3時間ほど長く掛かる。


09/12/2010(日)

山の手事情社タイタス・アンドロニカス観劇。この演目は、利賀で初演を見て以来。最初に演出の安田さんの解説があるせいか、ストーリーを追うことに体力を使わずにそこにあらわれる感情や関係に思いっきり注目できた。会場で偶然会った友だちと、終演後に近くでご飯を食べる。

夜はアゴラにて、「砂と兵隊」の照明吊り込み。


09/11/2010(土)

週末にお金をおろすのは手数料がかかってイヤなのに、2万円おろすつもりがまちがって2千円おろし、2回も手数料をとられた。

五反田怪団最終日。参加するの、私は今年で3年めだったけど、去年と一昨年は既に他の予定が入っていたため稽古に参加できる日数が限られていたので、自分が話す話の練習にだけピンポイントで参加するみたいな形だったけれど、今年は稽古に全日程参加して、どの怪談をだれがどう話すか、どの部分を大事にするか、構成はどうするのかということを前田くんや他のメンバーの人たちと一緒につくっていったので、このイベントの面白さ、奥深さが実感できた。来年も声を掛けてもらえるようにがんばろう。


09/10/2010(金)

五反田怪団、2日め。

嬉しいことや絶望的なことやはげまされることや、いろいろあり、いろいろいろいろプレイバックされて、なかなか寝付けない。


09/09/2010(木)

五反田怪団、初日。衣裳の候補を持っていく(今年は私は浴衣は着ないことにした)。司郎くんに選んでもらう。どうも私は地が陽気に見えるらしく「その服だと陽気さが減るね」というのが決定理由。

見にきた友だちに、メールでダメ出しをお願いする。きっちりした返事をもらい、感謝。


09/08/2010(水)

劇団関係の翻訳の仕事を1つやる。

平成→西暦の換算には88足せばいい、なるほど。私の場合、西暦→平成の換算がいつもわからないから、88引けばいいのね。せっぱつまったときのために覚えておこう。

明日、五反田怪団初日。徹夜稽古の人を残し、終電近い電車で帰る。


09/07/2010(火)

怪談の稽古。


09/06/2010(月)

今週、ゴミ当番。一般ゴミの日にゴミネットを朝設置しゴミ回収が終わったらしまう(3回)。早い人は朝5時前にゴミを出すのであまり遅くならないうちにネットを出したいし、ゴミ車が来るのは午後2時過ぎで、その後夕方とかまでネットを出しっぱにするのも格好がよろしくなく、ゴミ当番の日は時間のことで悩まされる。何時に何をする、というのを外部的に決められること、それで外出の時間等が制限されることが、面倒くさい。まぁ、なんとかやってます。

五反田怪団、稽古佳境。


09/05/2010(日)

amazonに注文してたArnold Odermattの写真集「Off Duty」が今朝届いた。あまりの大きさにびびった。この大きさを、時間をかけてじっくりゆっくり楽しみたい。

昼は範宙遊泳「東京アメリカ」観劇。夜は怪談稽古。昨日今日と、日中観劇→夜稽古という生活が2日続くと、稽古中眠くてたまらない。明日の昼も観劇予定だったが、やめることにする。


09/04/2010(土)

テルミン大学5周年記念 竹内正実客員教授「特別講義」というコンサート。竹内さんの生演奏を見て聞いて、トークもマトリョミンの新製品の紹介もあり、面白かった。マトリョミンは数が揃うと魅力アップ、ということも知る。テルミン演奏がもっとあればもっと良かった。

夜は、怪談の稽古。ある話で、子供が描いたような絵が要ることになり、「描いてきます」と立候補。


09/03/2010(金)

午後、事務のバイト。友人と2人で、会報やらチラシやらの発送準備。普段なら楽勝な量だったんだと思うが、きょうは内容物を三つ折りにするという一手間があったため、作業時間を1時間延長しても終わらなかった。

バイト中、手は休めずに友だちといろいろな話をした。

「なんとなく・青空」(詩 工藤直子/オブジェ あべ弘士)、笑ったり泣いたりしながら読んでいる。以前、工藤直子さんが小学生に詩の授業をするというイベントで、目の前で生でしゃべったり詩を暗誦したりしている工藤直子さんを見たことがあるせいか、すなおに心に入ってくる。声に出して読むとおもしろいよ。


09/02/2010(木)

ネットでいろいろ怪談を探して読んでみる。なんだかいや〜な感じになり、途中でやめる。

怪談稽古、きょうもいろいろな怪談を聞く。明日の稽古はお休みになった。


09/01/2010(水)

五反田怪団2010の稽古がきょうから始まった。6時に集合。去年の怪談から1年ぶりに会うくらいの人もいて、なつかしく、今年も怪談が始まると思うとわくわくした。稽古の最初から参加するのは、今年が初めてである(去年もおととしも1週間の稽古のうち3日くらいしか参加できないことが最初からわかってて、「マチコさんはこの話を語って」と渡されてその怪談を語っていた)。吉田くんや他の人が集めてきた怪談をみんなで聞き、そのあとご飯を食べに行った。


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