つれづれなる日々

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2005年9月の日々

フラフープ初心者


09/30/2005(金)

演劇を見にいったとき、開演前に「携帯電話の電源をお切りください」と言われることが多い。
「マナーモードのとき音も振動もしない設定にしておけば、電源切らなくていいじゃん」
といつも思う。自分ではそのような設定にしてあるはずなのだが、「はず」というところがミソで、
「もしかしてメール受信音が鳴るのではないか?」
と不安に思ったりしていた。自分で設定したのに、時間がたって詳しいことを忘れてしまったからである。ときには、念のため電源を切ったりもしていた。
「不安なら一度テストして見ればいいんじゃん」
と、きのう気づいたので、さっそくきょうテストしてみた。まず、パソコンからメールを送ってみた。無音・無振動で受信している、よしよし。次に、家の電話から携帯にかけてみる。お、鳴らないぞ、大丈夫だな、と思いかけたら、ぜんぜん知らない人が電話に出た。番号をまちがえてかけたようだ。などいろいろあり、思ったほど簡単ではなかったけれど、無事テスト終了。

英語音声、英語字幕でEnterpriseを見ていたら、主題歌の部分にも字幕がついていることを発見。いままでほとんど歌詞が聞きとれなかった曲なんだけど、字幕を見ながら聞くとすごくよくわかってビックリした。というか、こんな、知ってる単語が聞きとれてなかったんだなーと、ちょっとショックだった。まぁ、歌だからね、歌はむずかしいよねやっぱり。


09/29/2005(木)

冬物を出した。アゴラに行ったら、友だちが革ジャンを着てきてた。でもまだちょっと暑そう。7月にソウルで買った皮のショートコートを、私も、早く着て歩きたい。


09/28/2005(水)

昼夜逆転が激しく、「これではいけない!」とここ数日、「2時に寝て、10時に起きる!」を目標にしていたんだけれど、ベッドに横になっていても眠れないからつい本とか読んじゃって、朝起きてもじきまた眠くなるから午後に寝ちゃったり、とにかく、起きている時間のほとんどが「起きていたいのに眠い」か「寝たいのに眠れない」のどちらかで、実のあることがなんにもできない状態だった。きょうは開き直って、夜中じゅう起きていた。朝8時半就寝。演劇の稽古や公演があれば決まった時間に寝起きするようになるので、そうじゃないときはこんなうじゃうじゃでもまぁいいかなぁ、と。でも、そういう気持ちがあるから直らないのかもしれないなぁ……。


09/27/2005(火)

土鍋で炊き込みご飯に、再挑戦。今日の具は、マイタケ、エノキダケ、油揚げ、ニンジン。味つけは、日本酒と、九州の甘い醤油。ちょっと焦げたかなというにおいがしてきたとき、まだ湯気がどんどんあがっていたので火を消すまでもうしばらく待っちゃったんだけど、それでちょっと焦げすぎたようだ(とはいえ美味しくできたことはできた)。次回の課題はその辺。


09/26/2005(月)

あなざーわーくす『体感型★ロミオとジュリエット』を見る。というか、参加席だったので、参加してきた。さすが観客参加型演劇の本家!と納得させる、見事で危なげのない観客誘導。堪能しました。『ロミオとジュリエット』を1本きちんと見た気になった。

全体的なトーンは親切でフレンドリーで、「このおねえさんたちに任せておけば危ないこともいやなことも絶対にない」と確信できるんだけど、時としてお客さんが置いていかれてポカーンとなってた。そういう、良い意味のぞんざいさが、今回の公演にはあったと思う。以前のあなざの公演では「そこまで丁寧に誘導しなくてもいいのでは?」と思う部分がないでもなかったが、きょうは、すごくちょうどいい感じがした。


09/25/2005(日)

『S高原から』英訳原稿のチェックを、田野くんと2人でする。田野くんは、翻訳・通訳もする演出家で、演出家にはやはり演出家ならではの視点があって、それは、どちらかというと「翻訳」寄りの私が思ってもいなかったような見方で、いろいろと大変参考になった。もし田野くんにとっても私の言うことが何か参考になったりしたんだったら、嬉しい。

きょうは紙の上の字をたくさん見る仕事だったので、コンタクト(遠くがよく見えるようにしてもらってから、手元の字が少し読みにくい)じゃなく、メガネで出掛けた。のび太くんみたいなまん丸のメガネ(縁は金属だけど)で、なんだか、会う友だち会う友だち私の顔を見てニコニコしていた。にやにや、だったかもしれない。よくわかんないけど。


09/24/2005(土)

土鍋で炊き込みご飯を炊いてみた。具は、ゴボウ(ささがき)、ニンジン(ハンゲツやイチョウ切り)、エノキダケ(長さを3等分)。味つけは、日本酒と、九州の甘い醤油、そしてバターを1かけ。バターは、ちょっとくどかったな、次回は無しでやってみよう。

普段ステンレスのナベでご飯を炊くときは、ナベの中が沸いてくればフタがカタカタいうのですぐわかるんだけど、土鍋は静かに沸騰するから、火を弱めるタイミングを見極めるのがちょっとむずかしかった。でもふっくらとおいしく炊けたので、近いうちまた挑戦してみたい。


09/23/2005(金)

七味唐辛子の「七味」とはなになにか。居酒屋で一味や七味を使うたびにその疑問が浮かんで、「家に帰ったら調べよう」と思っては忘れてしまっていた。きょう、やっと調べたので、ここに書いておく。これは、長野の八幡屋の場合。唐辛子、黒胡麻、山椒、苧種(麻の実)、シソ、生姜、陳皮。出典は、暮しの手帖別冊『ご馳走の手帖』94年版掲載の「善光寺と七味とおやき」(三上淳史)。

きょう調べた知らない英語も書いとこう。備忘録、備忘録(「備忘」という言葉が覚えられない。「びぼう」か「ぼうび」か、わからなくなってしまう。漢字変換機能がなかったら、この言葉を私は書けない)。えっと、for one's money。これは、「自分の意見では」「私に言わせれば」。こういう簡単な単語の組み合わせが、けっこうむずかしいんだ。以前、money in the bankというのにも出会ったっけ。そっちは(銀行預金のように)「絶対確実」「保証つき」という意味。あと、esoteric。これは、「難解な」「秘儀的な」。これらは、スタートレックの最新シリーズ「エンタープライズ」の第1シーズンDVDの、特典映像に出てきた言葉。「エンタープライズ」はTV放映時は(ってまだやってるけど)あまり興味を持てなかったが、英語音声・日本語字幕でDVDで見始めてみたところ、なかなかおもしろそうである。


09/22/2005(木)

五反田組のニセエスを見る。初日に見てるんだけど、病気で前半出られなかった菊川さん(「坂口」役)が復活しているので。そしたら、きょうは「幸田」役が前田司郎くんになったそうで、これは見れないだろうとあきらめていたキャスティングなので、得をした気分だった。青島さんの「幸田」は強気でクールなところが好きだったが、司郎くんの「幸田」は、ユキさんに対してすごいびくついていてへなちょこで、ぜんぜんちがう感じで、これもおもしろかった。

殿山泰司の『三文役者あなあきい伝 PART 2』を読んでいたら、「〔前略〕ヤセの浦さんは身も軽く敏捷に動きまわるんだけど、そのわりには役に立たないような感じの助監であった。」というくだりがあった。うふふ、たしかにそういう感じの人っているよね。


09/21/2005(水)

アマゾンに注文していた『三文役者の死』が届き、一気に読んでしまった。何年にどこで生まれ、親はどういう人で、というような話でも、殿山泰司と親交の深かった著者新藤兼人なりの語り口があって、たいへん興味深かった。ただ、途中から殿山泰司の文章の引用が多くなるのが、残念だった。新藤兼人が殿山泰司のことをどう見ていたのか、どういう人物だと思っているのか、ということが、もっと読みたかった。やっぱり、映画についての話がいちばんおもしろかった。引用が多くなるならミステリーやジャズの話はなくていいから、もっと新藤兼人の言葉で殿山泰司のことを語ってほしいと思った。

いえのポストに、赤い羽根共同募金のチラシが入っていた。チラシだけならいいけれど、赤い羽根が1本ささっていて、私を不機嫌にさせた。きらいなんだよ、赤い羽根。だいたい、10月1日になるとテレビに出てくるアナウンサーや政治家が赤い羽根をつけている(いまはテレビをほとんど見ないので、最近もそうなのかどうか知らないけれど。)のが強迫的できらいだ。


09/20/2005(火)

おとといソウルのパク先生が私の掲示板に書き込みをしてくださったんだけど、タタキ(装置作成作業)があって返事を書く時間をとれなかった。きょう、辞書を引き引き返事を書いた。

フラフープ再開。周りの人に聞いてみると「フラフープ? できるよ」という人がなぜだか多く、いろいろとコツを教えてもらうんだけど、なかなか言葉では説明も理解もしにくいようで。曰く、「腰を左右ではなく前後に動かすといい」、「丹田と仙骨の間に無限のエネルギーが回れば、そんなに腰をどうこうしなくても回るよ」、「フープが『ひっついてくる』感じがわかれば大丈夫」、「腰で回すんじゃなくて、身体の1点がつねにフラフープに接しているようにすればいいんだよ」などなど。


09/19/2005(月)

きょうも装置作成作業。午前中はまた炊き出し班。きょうは、カレー。ご飯は昨日1升5合ほど炊いたのが半分あまったので、鍋に沸かした熱湯にそのご飯を入れてほぐしながらしばらく温め、水気を切ってしばらく蒸らした。なかなかふっくらとできたけど、ちょっと量が足りず、スーパーにパックご飯を買いに走るはめに。

3時前に作業終了。いったん帰宅したが、「ファミレスで飲む」と連絡をもらい、近所のファミレスに向かう。8人ほどの人々が、午後のファミレスでカップルやファミリーに囲まれて生ビールを飲んでいた。作業が終わった高揚感で、周囲のファミレス的な人たちよりもテンションが高く、ちょっとヒンシュクを買っていたかもしれない。


09/18/2005(日)

『ソウルノート』の装置作成作業。劇団の作業場が家から徒歩10分なので、こういうとき(だけ)は楽ちん。9時50分に家を出れば間に合う。

午前中は、私は、炊き出し班。18人用の昼食を用意する。きょうのおかずは、ブタバラを厚さ7mmほどに切って焼き色をつけ、タマネギ、セロリ、ニンジン、ジャガイモと煮込んだトマト味のもの。名前は、ない。あと、キュウリとキャベツを塩もみしてコショウとレモンスライスで風味づけしたもの。ご飯は、ちょっと固くなってしまった。

午後はパネル作りに参加。


09/17/2005(土)

プロジェクターで写真を映し出す仕事、無事終了。

アゴラで三条会のニセエスを見る。初日に比べて、全体的にバランスがよくなってさらに見やすくなった感じがした。


09/18/2005(金)

いえの人が休みになり、一緒に食事をしたりお茶を飲んだり、わりとのんびりと過ごす。

韓国語の勉強の本を1冊購入。

殿山泰司『JAMJAM日記』再読していたら、「このところヨルとヒルが反対になってしまったわい。仕事のないときはいつもこうなる。オレの宿命や。」と書いてあった。ちくま文庫の、P.60。トノヤマさん、私もそうなんですっ。前に読んだときに印象に残らなかったらしいが、ということは、その頃私はまだ昼夜逆転することがなかったのだろうか。

サイトトマリの文章(9月14日の項)にはげしく共感。曰く:

今、過去の自分の日記を読み直して、これは自分の為にも書き続けていこうと思った。
そこには書けなかった事の、その行間が(自分にだけは)見えてくるからだ。
特定の誰に向けてではない、ただの垂れ流しの文章を、僕は未来の自分に向けて、書いていこうと思う。

09/15/2005(木)

青年団で、1年ぶりに帰ってきた人とこれから遠くに行く人のための、おかえりなさい・いってらっしゃいの会があり、料理の準備を少しだけ手伝う。会の途中、別の場所で『ソウルノート』のミーティング。


09/14/2005(水)

青年団の字幕表示プログラムを使ってプロジェクターで写真を映し出す、という仕事を5月にやったんだけど、それをもう1回今週土曜日にやることになって、きょうは実際に使用する機材を使って練習した。このプログラムに詳しいいえの人には「2時間くらいやれば、思い出して、できるようになる」と言われていたのだが……。

まず、操作機(パソコン)上でプログラムを作動させるところまでいくのに1時間。やっと前のことを思い出してきた。そして、表示機(パソコン)と操作機をLAN接続するのに1時間かかった。途中2度ほど、なにがどうダメでうまくいかないのかまったくわからなくて途方に暮れたりもした。それから、パソコンとプロジェクターを接続したりなんだりで、結局全部で3時間近くかかったが、ともあれ準備ができて、ほっとする。

ニセエスのアフタートークだけ見せてもらう。こないだ見たときには演出家4人だったけど、きょうは、五反田団の演出家+出演者4人。

遠くから来た友を囲み、数人で飲む。


09/13/2005(火)

文字を、パッと見の印象で(まちがって)読んじゃって、勝手にビックリすることがときどきある。きょうも、あった。
「チーズ(うますぎ!)とトマトとバジルをはさんだサンドイッチ」
(えぇー、うずまき状のチーズってどんなの??と思ってしまった)
「さばきやら段取りやら足場の問題」
(「さばきゃら段取り」ってどんな段取り??と思ってしまった)

フラフープは、起き抜けにやったらきょうは調子悪くてだいたい8周以下で落ちてしまった。夕方やったらちょっとよくて、でも最高でも二十いくつしかいかない。腹筋も痛いけど、お腹周りが打撲的にも痛いことに気づいた。やっぱなにか取り組み方がまちがっているのかもしれない。

「演技者。」『家が遠い』第1回を見る。トミーがすごい美少年だった。


09/12/2005(月)

明日の打ち合わせの準備をしていた。きょうは夜出掛けるんだけど、よし、これだったら出掛ける前までに終わらせられそうだなーという感じになってきたところで、打ち合わせの相手から日時変更してほしいと連絡あり。そしたらなにかのスイッチがもうほんとに、ぱったりと、きっぱりと切れてしまって、準備作業がぜんぜん進まなくなってしまった。時間的にはやれるはずなのに、やる気がまったくなくなってしまったのである。締切がないと仕事が進まないって、ホントだね。

フラフープは、きょうは何度やってもせいぜい10周くらいしか回せなくて、まぁそんな日もあるさと思っていたら、夜やったとき、1回だけだったけど、54周できた! なんか割と力が抜けていたと思う。でも、1回だけだった。


09/11/2005(日)

衆議院の選挙。

フラフープは、調子がいいと30周回せるようになってきた。いいときとダメなときのちがいは、まだよくわからない。でも、すっとフープが身体にひっついてくる感じがするときが出てきた。あんまり最初に手で勢いをつけて回さないようにして練習している。舌は、あいかわらず出てしまう。それと、真剣になるあまり呼吸するのを忘れているときがある。だんだん力を抜いてやれるようになるといいと思う。

伊藤比呂美+枝元なほみ著『なにたべた?』を読み終わる。たいへんおもしろかったけれど、きょうはこれこれを食べたという食べ物の記述が、どこからどこまでが1品なのかわかりにくいところがあり、ちょっとじれったかった。たとえば、「昨日は朝、トーストとカッテージチーズとはんぱ野菜のスクランブルエッグとコーヒー。」(P.43 枝元さん)これって、カッテージチーズは単品だったのか?それともスクランブルエッグの具だったのか?――気になる。もしかしたらトーストだってスクランブルエッグの具だったかもしれない。一品一品のあいだに「、」を打ってくれてたらなぁ。

この本、コーヒーやお茶を「入れる」って書いてるのも混乱の原因だと思う。「冷凍庫にいたピタパンに大豆のトマト煮(これも冷凍庫にいた)をつめて、コーヒーを入れて、いんげんのサラダを作って食べた」(P.25 枝元さん)ってこれ、一瞬ピタパンのポケットの中にコーヒーを注ぎ入れたのかと思ったよ。

「それにアボカドと海老のゆでたのをわさびじょうゆ。」(P. 128 伊藤さん)というのも、アボカドをよく知らない人だったら、ゆでたのは海老だけか?アボカドもゆでたのか?――気になると思う。海老とアボカドの順番を入れ替える(海老のゆでたのとアボカド)だけでわかりやすくなるんだがなー。

わかりやすい記述もあるんだよ。「今日は朝から弁当作りだった。豚肉にかたくり粉つけて焼いてつゆで煮からめたの。かぼちゃの煮たの。せん切りキャベツとコーンとツナ入りの卵焼き。しゃけフレークと海苔の二段重ね。キウイと箸を……入れるつもりで忘れた。」(P.68 伊藤さん)とかね。でも、最初に挙げたようなあいまいな記述(あまりじょうずじゃない翻訳の文章みたいに、1回読んで前に戻ってもう1回読まないと意味がよくわからない)も混じっているかもしれないと思うと、どうも料理のことが書いてあるところはあんまり読みたくないような気分になってしまうのだ。おいしそうなのに。


09/10/2005(土)

フラフープ、まだ練習している。ようやく何回かに1回、10周以上回せるときが出てきた。しかしあいかわらず、一所懸命になると口をあけて舌を出してしまう。動きが大騒ぎなのも、そのうちなんとかなるんだろうか。きのうは、奮闘する私の姿を見て、いえの人があまりに笑って座り込んでしまったくらいだったんだけど。


09/09/2005(金)

フラフープ、まだまだうまくいかない。と、フラフープのうまい友から、自分もダレソレさんも最初はなかなかできなかったんだよ、とメールをいただき、やる気回復。

ミクシィで、マイミク(友だち同士)の人が、ハンドルをかえた。たとえば、その人の名前が、最初「nannodarebei」だったとして、ある日突然「劇団丹頂鶴nannodarebei」というふうに、その人の所属劇団名が頭についたわけです(架空の名前をでっちあげてます。もし万一同じ名前の人とか劇団とかが実在したら、ごめんなさい。偶然です)。

私はう〜ん、と考え込んでしまった。そしてしばらく考えた後、その人を私のマイミクから削除し、自分が特定の団体と関係があるかのような暗示を見る人に与えるのはイヤなので削除したことなどを、その人にメールで伝えた。でも、その後で気づいたんだけど、私がなんだかいやだなと思ったのは、個人と個人の関係に団体を持ち込むということももちろんそうなんだけど、それよりも、むしろ、「マイミクになってください」つまり「お互いのミクシィのホームページにお互いの名前が友だちとして記載されることを承認してください」と言っておいて、その後なんのことわりもなく名前を変更するのは約束が違うのではないか、不誠実なのではないか――という気持ち。こっちのほうが大きかったようである。


09/08/2005(木)

きのう購入したフラフープを、がんばって練習するが、なかなかうまくいかない。このページのイラストのとおりのてんてこ舞いになってしまう。


09/07/2005(水)
注意:蜻蛉玉『S高原から』のネタバレがあります。

友と、「いつかやりたいね」と言っている二人芝居の戯曲を、2人で読んでみた。いまのところぜんぜん上演実現のあてはないんだけど。声に出して読んでみてはじめてこの戯曲のむずかしさを実感し、2人でしばらく茫然としていた。やっぱこれはちゃんと演出してもらいながら丁寧に稽古をしていかないとむずかしいね、という結論に達する。とはいえ、やりたいねやりたいねとただ言ってるだけなのがいやだったので、きょう2人で読んでみられたこと自体は、たいへんよかったと思っている。

蜻蛉玉のニセエスを観劇。これで4チームすべて見終わった。蜻蛉玉組は、登場人物の男女が原作と反対になっている。つまり、女の患者のところに男の見舞客が訪ねてくる形。そのことの違和感は、あまりなかった。ウーピー・ゴールドバーグがテレビのインタビュー番組で、「男女の役は入れ替え可能、男女のちがいはトイレで立つか座るかだけ」と言っていたことを思い出す。

原作に、入院患者(画家)を訪ねてくる金持ちのお嬢様(元婚約者)というのが出てくるのだが、蜻蛉玉版では「スペインで療養しようと誘う、赤いアルファロメオに乗った強引な恋人」となっており、サナトリウムとの雰囲気のかけ離れ具合が抜群で、私は好きだった。

アフタートークで五反田団の前田くんが、「原作には3組のカップルが出てきて、全部患者が男で訪問客が女だ。蜻蛉玉はそれが全部男女を逆にしてあるが、自分も1組くらい男女を入れ替えようかと考えなくもなかった」というようなことを言っていたのが興味深かった。


09/06/2005(火)

裁縫・布地関係のこまごましたものが、カーテン作成を始めた春の頃から出しっぱなしになっていた。カーテンもタペストリーも完成したので、ここで区切りをつけるべく、片づける。引っ越し(2年前だ!)以来廊下に積みっぱなしにしていた段ボール2個(中味は布、毛糸、その他クラフト用品)も始末。


09/05/2005(月)

『忠臣蔵・OL編』の翻訳の見直しをする。きょうも雨降り。


09/04/2005(日)

黒澤明記念ショートフィルムコンペティション04-05の本選および授賞式に行く。私が出演した『進め!』という作品がノミネート作品(15本)に選ばれたので。全ノミネート作品の上映のあと、審査があり、その後各賞が発表された。

賞は、奨励賞3作品と、立教大学奨励賞、準グランプリ、グランプリ各1作品。私が見て「いいな」と思ったうちのかなり上位の作品2本が奨励賞(どちらかというと下位の賞だよね?)に選ばれたので「あれれ?(なんだか雲行きが……)」と思ったが、その後の3賞は案の定、私としては「どうしてこれが?」という作品が並んだ。まぁ、私は普段あんまり映画を見ないし、見方自体よくわかっていない部分もあるのかもしれないが。そして、このコンクールにはこのコンクールなりの審査基準があるのだろうけれど。『進め!』は賞に入らなかった。

終了後、『進め!』の打ち上げということでみんなで飲んで、店を出たら外は大雨だった。半端じゃなく。いえの人から小田急線がとまっていると連絡をもらっていたので、別の経路で帰宅。

最寄り駅に着いたとき、雨はまだ降っていたが、草むらから秋の虫の声がさかんにしていた。相当の雨だけど、虫は大丈夫なんだろうか。そういえばこないだ台風の中歯医者に行ったときも、すごい雨風の中神社の森でセミがさかんに鳴いていた。そんなことを思い出した。化粧品のおまけでもらってこの夏重宝して使っていた晴雨兼用傘が、台風に負けて、中心部から雨漏りがするようになってしまった。ま、おまけだから、一夏もっただけでよしとするか。


09/03/2005(土)

すごく怖い夢を見た。なかなか劇場にたどりつけない、という類の夢は定番だけど、きょうの場合、本番に間に合わなくて終演後の劇場で演出家にあやまったら「もういいよ」と言われたところが新しかった。あぁ、来年の旅公演も再演の演目もこれで私はダメになったのねーと頭の中が走馬燈状態。夢でよかったよー。

『ソウルノート』で舞台に飾ってもらいたいミニキルト(昨年の青年団若手公演『東京ノート』とほぼ同じ舞台装置で公演することになっている。展示品のいくつか飾られている美術館ロビーという設定である)がきのう完成して、いま、部屋に飾って眺めてみている。なかなかいいと思うのだが、今度ミーティングがあるときに持ってって、美術家に見てもらおう。採用になると嬉しいのだが……。

『忠臣蔵・OL編』英訳(荒訳)一応完成。最終的には英語ネイティブの翻訳者に直してもらうんだけど、私ももうちょっとがんばる予定。「早駕篭」だの「籠城」だの「武士道」だの「討ち入り」だの「切腹」だの「仕官」だの、まだ訳を決めかねている武士用語がたくさんある。さて、どうしたものか。


09/02/2005(金)

まだ足が筋肉痛でぎくしゃくする。なんつか、普段運動不足すぎ。


09/01/2005(木)

筋肉痛。きのうのワークショップの、何が原因だろうか? 明確に、左腕と左脚だけが痛い。足は、裏と表と両方の筋肉。本を読みながら、ぬるいお風呂につかってみる。

10年ぶりとかじゃない?、という友と今年の春偶然再会し、飲もうねと言っていたんだけど、今日ようやく飲んだ。5時間近く2人でしゃべりっぱなし。


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