つれづれなる日々

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2000年6月の日々


06/30/2000

KIDNAP TOUR(角田光代 理論社 2000年)を読んだ。1年かもっと前に一度書店で手にとって、数ページ読んだけど買わなかった本だ。割と好きなタイプの本だったけど、些細なことが気になってしまう。それは、「もう二週間以上すぎている」(P.154)と書いてある期間のことを、後になって「この数日間ものすごく楽しかった」(P.209)、「この数日間のことを教えてもいい」(P.211)と、登場人物が言っていることだ。数日ってったら、長くても5〜6日という感じがして、なんだか違和感があった。こんな細かいこと気にせずに楽しみたいんだけど、物語の世界にぎこちないところや雑なところ(この場合、雑というのとは少しちがうと思う)があると、どーしても気になっちゃう。
フィリパ・ピアスのハヤ号セイ川をいく(講談社 青い鳥文庫 1999年)も読了。詩の謎解きのところが翻訳だとよくわからないんだけど、先がどうなるか知りたくてどんどんどんどん読んでしまった。

ファイル更新日付の件は、この日記を読んだらしい師匠の助けにより、きのう実現できた。日付の表示方法の指定をまちがえたり、ちがうファイル名を指定しちゃったりして、3回くらいやりなおしたけど。


06/29/2000

思うところあって、スタイルシートを無効にして自分のサイトを見てみた。トップページの背景色(掲示板と同じ背景色を指定してるんです)がなくなっちゃうのがちょっとさびしいけど、他はそれほど気にならなかった。
私はテキストエディタでHTMLファイルを書いているので、閉じるタグをうっかり入れ忘れたりする場合がある。それで、作ったファイルはAnother HTML-lintというプログラムで文法チェックをするようにしている。
チェックの結果、「ナニナニの属性 `コレコレ` はあまり薦められない属性です。スタイルシートを使いましょう。」というようなことを言われるので、なんとなく「スタイルシートでできることはスタイルシートでやったほうがいいのかなぁ」と思っていた。でも、どうなんだろ。前にもちょっと考えたことがあるんだけど、文字色、背景色、背景画像の指定だけは、スタイルシートとBODYタグの両方に書いておく、って作戦をとってみたら、どんなもんだろうか。

3日前にある児童文学作品を読み始めたが、翻訳がひどい!で、疑問点のある箇所にフセンを付けながら読んでいったら、はたきのようにフセンだらけになってしまった。コンピュータ関係の本とかビジネス書で翻訳がまずいのはまだ許せる。とにかく早く情報を日本語にしたい、というニーズがあるからね。だけど児童文学ったら、長く読まれるものだし、文学だし、しっかりした原作に対応するしっかりした日本語にすべきだと思う。
なんか、アタマに来たので、どこがどうまちがってるのか文章にまとめることにした。


06/27/2000

私のコンピュータ師匠は、舞台照明家でもある。きょうは、師匠が照明を担当している演劇公演の照明仕込みに、手伝い兼見学として同行した。師匠の他に、プロの照明スタッフが3人。
プロの現場は、「ツーカー」で「あうん」だった。
師匠は私や他の俳優にワークショップで照明技術を教えてくれていて、これまでに師匠+ワークショップ受講生3人で1つの仕込みをやったとかそういう経験はあるんだけど、そういうときは師匠が流れから説明して指示してくれる。きょうの現場はぜんぜんちがった。
いきなり作業が始まる。「じゃぁ、だれとだれが組んで、こっちは舞台奥から吊ってくからそっちチームはそのあたりからやってってね」とか「カラーフィルターも入れながら吊っていく方向で」とか「そろそろパッチを組むほうに入ってよ」とか、そういう相談がぜんぜんない。まぁ、必要な灯体を仕込み図のとおりに吊り、仕込み図どおりに点灯するようにする――というのが目的なわけだから、そこに到達するためにいま何をするのが最良かということをみんながわかっていれば、相談も指示も何も必要ないんでしょうね。
それでも、必要な灯体を用意したり、脚立の上の人に灯体やコードを渡したり、脚立の移動を手伝ったり、私も少しは役に立てたと思う。「バンドア入れ方わからなければ上で入れるからいいですよ」とか言われちゃう頼りない手伝いだけど。あせってばたばたしてて、私一人他の人より無駄な動きの多いのが自分にもわかって、なさけなかった。でも、「年はとってても初心者だもん。場数を踏んで、これから覚えていくんだもん」と心の中で開き直ってる部分もある。こういうところがオバサンかも。
照明スタッフのみなさんには足手まといだったかもわかんないけど、「コードを渡すときにはコネクター部分のすぐ下を持って差し出す」とか「灯体はコードをほどいてから渡す」とかそういうことも教えてもらったし、私としてはたいへん勉強になり、よかった。なによりも、仕込みの経験が1つ増えて自信につながるのが嬉しい。


06/26/2000

トップページにアクセスカウンターを付けた。コンピュータ師匠のこのページを参考にして、というかそこにあったリンクをたどって、なんとかかんとかやってみた。成功。
それで次には、各ファイルの更新日付が表示されるようにしようと思って、SSIの解説のあるウェブサイトを探してやってみた。……うまく行かない。ま、だんだんにね。

録画してあったDS9を1本見た。「右舷」とか「左舷」って言っている。まえボイジャーで、ジェインウェイ艦長とトレスが、スクリーンにうつった2つの宇宙鑑のうちどちらが本物か、「右!」「左!」と言い合うってシーンがあって、英語で聞いたらrightでもleftでもなくて驚いたことがある。右はstarboard、左はport。航海の用語から来ているらしい。日本語では、「右舷」、「左舷」。
アーサー・ランサムの「ツバメ号」シリーズは、子供たちがヨットに乗ったりいろいろな冒険をする1920〜30年代の話なんだけど、この20世紀前半の児童文学と、スタートレックに出てくる24世紀の宇宙艦隊とで、おんなじstarboardとかportとかいう用語が使われていることがおもしろい。


06/25/2000

おいしいものを食べ過ぎて具合が悪くなりゲーをするという、子供のようなことをやってしまった。


06/24/2000

バブーシュカというものを人からいただきました。
悲しいことに、あたしがすると、おしゃれな「バブーシュカ」じゃなく仕事のための「三角巾」にしか見えない。してるうちに似合うようになるかなぁ。
だいたい、ホントはどうやって付けるのか、よくわからない。うー、研究してみよう。


06/23/2000

とある通販会社のクリアランスセールに行った。がら〜んとした会場。エレベーター前に案内もない。商品もあまりたくさんはなくって、おおぜいいるのは売り子さんたちばかり。だ、だいじょうぶなんだろうか。
「メンズ・パンツ、いまから千円オフです」の声。手にとったパンツを見ると「1,000円」というタグが付いている。千円引きだったら、これ、無料になるのかなぁ。聞いてみればよかった。


06/22/2000

このサイトに掲示板を付けた。FTP転送にもちょっと慣れてきたような気がする。
「新スタートレック」-インターフェース救出作戦-を見た。未見エピソードだった。身近な人の死と向き合うジョーディ。ガラスに写る姿は探査装置なのに照明でできる影はジョーディのままかい、なんてつっこんだりしてみるけど、新スタートレックってほんとに話がよくできてる。ただ第2シーズンでドクター・ポラスキーのファンになって以来、ドクター・クラッシャーがどうしても物足りないように感じてしまう。このエピソードで、立ち会う医師がポラスキーだったら、もう一つ深みがあったんじゃないだろうか、なんて。
出がけに急いでやったせいだと信じたいが、ビデオ録画予約に失敗してしまった。「7月22日」の予約になっていた!新スパイ大作戦とDS9を撮りのがしたよ。ガガーン。まだ再放送があるから希望はあるけれど。


06/21/2000

「掲示板を付けたい」とか、いろいろやりたいことはあるんだけど、なかなかキリがなさそうなので、とりあえず今あるままでこのサイトを公開することにする。うまくできるかな。


06/20/2000

いきなりこのウェブサイトの公開のメドがついた。というか、さっき一時的に公開しちゃった。すぐ削除しちゃったけど。
というのは、FTP EXPLORERってソフトを入手したんだけど、その設定の画面を開いたところで「ホストのアドレス、にはなんて入れるの?」とかいちいち師匠に聞きながら設定して、「これこれのディレクトリを作ってファイルをコピーしなさい」って言われてそうしたら、あらあら、それで世界に公開されたって言うじゃありませんか!へー、簡単なんだねぇ。
がぜんやる気になって、フリーの掲示板ソフトなんかを見てまわった。
夜、飲んで、帰ってきたら空が明るくなる寸前の紺色だった。30代以上ばっかでこんな時間まで飲むなんて、きょうはめずらしい飲み会だった。


06/19/2000

ゆうべマウスを落としてから、上下スクロールがぎくしゃくしている。左側のクリックボタンもちょっと変で、カチッと正常に作動したりスカッと肩すかしをくわせたりする(左利き設定で使っているので、右側のクリックボタンよりかは被害が少ない)。
以前はマウスは机から落ちるにまかせていたが、一度仕事ですごく忙しい日に落として、上下左右ともスクロールがうまく行かなくなってたいへんに困ったことがある。さいわい文章を扱う仕事だったので、昔懐かしいカーソルキーと「コントロールキーを押しながら別のキーを押す」作戦でなんとかなったけど。
そのときにマウスを分解してみて、「あぁ、こんな物をガンガン落としてはダメだ」と思ったので、それからはコードの途中を固定して、机から落ちても床に激突しないでぶら下がるようにしておいたのだけど、いつのまにか固定点がずれたらしい。


06/18/2000

会う人ごとに「もうすぐホームページを公開するよ」ってアナウンスしてる。だけど実は、掲示板を付けたいのと、アップデートした内容に「NEW!」とか付くようにしたいのと、この2つの実現方法がまだわかってないので、そう簡単に公開はできそうもないのです。
私のコンピュータの師匠からは「FTPのソフトを入手しておきなさい」と言われているんだけど、なかなかそこまで手が回らない。
久しぶりに近所のファミレスに行った。「こちら、おしぼりになります」ってじゃぁいまこれはおしぼりではないのか、いつおしぼりになるのか、といつもの通り心の中でつっこむ。そんな私におしぼりを手渡した後で、かのウェイトレスののたまわく「熱くなっておりますのでお気をつけください」渡す前に言ってよぉ!


06/17/2000

3月に知り合った人から、約束だったとてもおいしいチョコをいただいた。しあわせ。


06/16/2000

洗濯をした。以前は2槽式を使っていて、最近全自動に換えたのだが、楽でとても助かっている。ちょっとしわがきついかなぁと思うけど。うちは別にそういうシュギとかじゃないけど、あんまり最新式の家電がない。ご飯は厚ナベでガスで炊くし、電子レンジもオーブンもない。毎日まいにち炊くわけじゃないしナベで炊いたご飯がおいしいから炊飯器はほしくないけど、オーブンレンジはそのうちほしい。ただ、現状だと置く場所がないのでこれをなんとかしないと。


06/15/2000

涙のような目薬を買いに行った。薬局のおじさんに聞いたが、私のほしい銘柄は、ちょうど切れているようだった。
「いつもいる女子がきょう休みで……。」
と、おじさんは言った。「女子」って、学校関係以外で聞くと、シンセン。


06/14/2000

きのうのリンクアンカーの件は、夜中に解決。うまく行かなかったのは私が「ディレクトリー」と「ファイル」の区別をよく考えてなかったからだった。「上の上の上のディレクトリ」じゃなく、ただ単に「1つ上のディレクトリ」だった。とほほ。
ホームページを作ってる、と友だちに言ったら、「駄洒落のページもあるの?」と言われた。はい、私、駄洒落ずきでございます。うーん、駄洒落のページねぇ。いいかも。っていうか、コトバに関すること、なにか載せよっかな。


06/13/2000

夕方出掛けるまでに、あれもしよう、これもしようと思っていたのに、このウェブ作りをやり始めたらあって間に出掛ける時間になってしまった。タイトルロゴ(手描き)など作ってみた。おとといまで「画像の埋め込みとかぜんぜんわかんない」と言っていたのに、やってみたらけっこう簡単だった。
したことない何かを「難しいにちがいない」と思い込んでなかなか手を付けないってことがときどきある。サトイモの調理もそうだった。やってみたらどってことないのに、ぬめりをとるとかアクを抜くとか、何分ゆでるとか、なんだかむずかしそ〜と敬遠していた。
次の目標は、「上の上の上のディレクトリ下にあるファイル」へのリンクアンカー。いまんとこうまく指定できなくて、あーだこーだとやってみている。
お出掛けは、雨降りだったけど遠くの駅まで歩いた。帰りも、遠くの駅から歩いて戻った。めざせ、運動不足解消!


06/12/2000

きょうは、お休み。一昨晩あまりよく眠れなかったせいもあり、起床したのは午後3時。
妹のウェブサイトに行ってみたら、掲示板に私が書いた投稿に妹からのコメントが付いていた。掲示板って好きだ。ゆるやか〜にみんな集まってる感じがいい。
壁紙作りに熱中してしまった。使ってるソフトは、ペイントとMicrosoft Photo EditorとNetscape Composer。どのソフトで何がやれるかよくわかってない私は、bmpからJPGへ、またその逆へとファイルを変換しながらなんとかかんとか作業してる。どうかしら、この「梅雨」壁紙。
夜更かしして、録画してたDS92本とボイジャー1本見た。ボイジャーは、ジェインウェイ艦長とチャコティがどこかの星に一生二人で暮らすことになるかもしれなくなるってエピソード。最後、ブリッジに戻った二人が決して目を見合わないところが、とっても雄弁に物語ってますなぁ、なにかを。


06/11/2000

目覚ましで午後1時起床。「ボストン弁護士ファイル」第4回を見る。最初のタイトル画面のときにトイレに行ったら、その後の冒頭10秒くらいを見逃してしまった。2分のCMの間にはトイレに行けるけど、番組タイトルの間に行っちゃダメだということがわかった。
あいかわらずぐいぐいと見せる番組だった。ちょっとうまく行きすぎる感じもするし、憂鬱な判事とか敵方弁護士とかの描き方がちょっと「悪者」(というか、コッチ側・アッチ側の「アッチ側」である)に徹しすぎている感じもするんだけど、そしてたぶんそれがもうちょっと顕著だとつまらなくなっちゃうんだろうけど、信じられるぎりぎりの線でうまく面白く作っていると思った。
アメリカではすでに最終シーズンが放映されたとか。うー、リアルタイムで見たいなぁ。


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