つれづれなる日々

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2006年7月の日々

タイの路上で眠る犬


07/31/2006(月)

久しぶりに会う友と、カレーを食べて、その後喫茶店に行って、いろいろとしゃべった。

『ソウル市民』稽古。続投の人の磨きのかかった技や新しい人の空前のパワーに感心しつつ。ってまぁ、私もがんばらないといけないんだけれど。なんか、エンジンかかるの遅くないか?私。

夜も、別の久しぶりの友と会う。


07/30/2006(日)

夜、久しぶりに『ソウル市民』稽古。といっても、私のところは稽古なし。他の人の稽古を、うまいなーと感心しながら見ていた。


07/29/2006(土)

昼間、二騎の会稽古。最初のシーンはなんとか台詞が入った(覚えられた)。途中、「シチュエーションは台本通りで、でも台詞は自分の言いやすいようにかえていい」というのをやった。前、ニセS高原のオーディションワークショップ(ポツドール版)で、こういうのやったことあった。ニセSのときはあまりピンとこなかったので、きょうもそんなに期待してなかったんだけど、自分がこの台本のどの台詞に違和感があるのか、どうしてこの展開がむずかしいのか、というのが、その稽古のおかげでものすごくよくわかった。ニセSのときは、話の内容も展開もすごくよく知っている作品(『S高原から』)だったから、戯曲に対する違和感がはじめから私の中にはほとんどなかったんだね。そのことに、きょう気づいた。

夜、英語部。私の他に、長くロンドン在住で最近帰ってきた先生も参加。先生が2人だと、お互いフォローしてきめ細かく対応できるから、いいねぇ。


07/28/2006(金)

きょうも倉庫作業。そして夜はオーディション。きょうは、4人でグループワーク。「この空間の中で、居心地がいいというのではないがあなたの居たい場所を探してください。みつかったら、一人でのオーディションのときにやった素材の一部をやってみてください。でも、他の人たちのことをよく『聞いて』それに反応してください」という指示にしたがって、ここがいいかあそこがいいか隅から隅まで調べていると、もうすでになにやら始める人がいて、すっかり置いてけぼり状態になり、どうやっても入っていけず、一旦「舞台」の外にリタイアする(そうしてもいいことになっていた)。「それでいいんだ。いつかドアが開くから、そのときを待てばいい」と演出家。そのうち、入っていけるキッカケを見つけて入っていくことができた。

私はけっこうそういうのに時間がかかってしまうほうなので、この演出家のようにじっくり時間をとってオーディションをしてくれるのは、ありがたい。


07/27/2006(木)

早起きしてクレパス画の最後の1枚を仕上げる。要は、オーディションで、「私はいままでこういう演劇をやりました」という例を、絵と演技で見てもらおうという趣向。ゆうべ『東京ノート』『フェードル』『三人姉妹』『異族の歌』のそれぞれ1シーンを描いて、けさ『ヤルタ会談』を描いた(これだけは1.5時間近くかかった)。

そして、劇団の古い倉庫からものを運び出す作業というのに1日従事する。この倉庫は、家から歩いて行けるので私にとっては便利だったけど、もうお終いで、ちょっと残念。

倉庫の作業を17時であがらせてもらって、一旦帰宅し、シャワーを浴びてさっぱりしてから、オーディション会場に向かう。いろんな作品の1シーンを次から次へとやるその変化が楽しいかなと思ったんだけど、「からっぽ」の状態から、シーン(「満たされた」状態)へ、そしてシーンが終わってまた「からっぽ」になる、というのが見たいと言われて、もう1度そのようなことをやったりした。あと、「台詞(声)」と「動作」を分けて別々にやってくださいとも言われた。なんか、楽しいオーディションだった。


07/26/2006(水)

青年団内で、有志のクラブ活動「英語部」がきょうから始まった。平田オリザの『忠臣蔵』の英語台本を声に出して言ってみよう、という集まり。私は先生(私の他にも2人ほどいるけど、きょうは私だけ)。最後に2グループに分かれて、役を決めて、発表してみた。うわー2時間半くらい練習しただけで、こんなふうに英語の台詞が言えるようになるのかー。先生は、感動したよ。

明日のオーディションに向け、クレパスで何枚か絵を描く。そんなに時間をかけられないので、背景なんかはざっと線で描いてぼかしたりして、1枚30分程度で仕上げる。急ぎは急ぎだけど、楽しい作業だった。私は、クレパスで絵を描くのが好きなんだなーやっぱり。あと1枚残して就寝。


07/25/2006(火)

8月にある『東京ノート』富山公演のタタキ(装置作成)。五反田の倉庫はいままでのタタキ場より広くて、作業をしていてストレスが少ないのがいい。

今度、格闘技好きのフランス人演出家のプロジェクトのオーディションを受けるので、その準備をする。日本語のわからない人に対して自己紹介をしなさいって、さてさてどうしたものやら。


07/24/2006(月)

昼、『直線』稽古。なかなかおもしろくなってきた。

早退して、『ソウル市民』の衣裳のことで、衣裳係で集まって作業した。「係」っていうのは、小道具とか、生活とか、打ち上げとか、衣裳、メークなど、そういうことを、座組みの俳優で分担して担当するもので、私は今回初めて衣裳係になってみた。公演はまだまだ先だけど『ソウル市民』は夏の話なので、新しく衣裳を買ったりなんだりするにはいまのうちから動いてもらった(衣裳を実際に買ったりするのは各俳優がやる)ほうがいいだろう、それにはいますでに劇団にどんな衣裳があるのか(再演なので)早めに確認してもらったほうがいいだろう、ということで、それらを稽古場に運んだ。

友だちに、ホームページ見てるよ、と言われた。マッキントッシュ、……あれ?マッシュポテトだっけ?――うーん、ミッシュマッシュなんだけど……。

書店で、「家庭画報」連載「泣き虫 ハァちゃん」(河合隼雄)を立ち読み。お茶菓子をもらって帰るところで、大笑いしそうになってしまった。


07/23/2006(日)

「規則正しい生活をしたい」と言いながら、一方で、「眠くなるまで寝たくない」と言っていて、いえの人に、矛盾していると指摘された。そのとおり。


07/22/2006(土)

土曜日は電車がすいていていい。夏休みっていうのも関係あるのかな?

昼『直線』稽古。夜『ソウル市民』自主稽古。

こんな手書きの掲示を見た。「入居者求ム 但シ外人不可・ベット不可」。うーん。外人不可もあれだけど、も一つ不可と書いてある「ベット」、これは寝台?愛玩動物?それともまさか賭事?


07/21/2006(金)

二騎の会『直線』(作・宮森さつき 演出・多田淳之介)の稽古初日。

夜、こだまのくにの公演を見に行く。


07/20/2006(木)

劇団の作業でたくさんの人が集まっているところで、「きょうは○○さんの誕生日です」と言い出した人がいて、こういうときいつも私は、困ってしまう。みんなでハッピーバースデーを歌いましょう、と言われたんだけど、なんとなくごまかしてしまった。

私は、誕生日というのはけっこう個人的なことだと思っている。私がだれの誕生日をどう祝うか、自分の誕生日をだれにどう祝ってもらいたいか――これは私が自由に自分の思い通りに決めていいと思ってる。だから、「さぁ、みんなで祝いましょう」的なイベントにその場でいきなり参加させられるのは、困るのだ。友だち同士が自分の意志で集まってる場ならいいけれど、劇団とか会社とか、「なかよくする」以外の目的を持った集まりでこれをやられると、大変居心地悪く感じてしまう。

さらにまた、みんなで祝うと言うならば、その集団の構成員全員の誕生日ごとにみんなで祝うんでなければ不公平だと思ってしまう。そういう不公平には加担したくない。でもそうすると、きょう○○さんの誕生日を祝った私には、全員の誕生日を確認して忘れずに祝う義務が生じてしまう。これは面倒くさい。こんなの、いやです。

あぁ、なんてメンドクサイ、私の人生。森茉莉の霊でも憑いているのか? もっときちんとわかりやすく、理路整然とこのこと(誕生日のこと)を説明できるようにしたいんだけど、とりあえず、きょうこういうことがあった、自分がこういう気持ちになった、ということを、忘れないためここに書いておきます。

夜、『ソウル市民』自主稽古。1時間で1場をほぼカバー。


07/19/2006(水)

五反田の倉庫の改装作業に参加。またまたパネルをガンガン作る。前回12日に参加して、最後のほうには電動ドリルの使い方もなかなかさまになってきたんじゃないの?という感じだったのに、1週間あいだがあいたら、また下手くそになっていて、ちょっとガッカリ。

ぜんぜんちがう話。手紙でもメールでも、私信の内容を書き手の了承なしに他の人に伝えるのは、ルール違反だと私は思う。でも、あんまりそう思わない人もいる。私のメールや手紙を私の了承なしに他の人に知らせた人に対しては、もう手紙やメールを送らない、公開されてもいい内容しか書かない、だいたいそんな方法でいままで対処してきた。しかしここに来て、他の人からもらった手紙の内容を私に教えてくれようとする人、というのに出会ってしまった。「ちょっと待ってください。相手の人に了承はとってあるんですか?」と訊ねたとき、その人はきょとんとしていた。2人の認識がどういうふうにちがうのか、これからわかりあっていけるだろうか。わかりあっていけるといい。


07/18/2006(火)

『ソウル市民』稽古2日め。いない人がいるので、いる人でできるシーンだけ。2人とか、少人数のシーンを主にやった。私も、1場の宗一郎と2人のシーンができたので、よかった。


07/17/2006(月)

駅のコンコースで、にこやかに「すみませーん」と話しかけてくる人がいた。絶対変な勧誘。目を合わせないようにして歩き続けた。その1時間後くらいだったか、同じ場所で「すみませーん」と言う人を、一旦は無視したんだけど何か引っかかるものがあって顔を見直したら、「○○デパートはどこですか?」って言うんで、道を教えてあげた。勧誘と道聞く人と、どうやって見分けたんだろう、私は。こないだ友だちが夜中に道で駅までの道を聞かれて教えてあげたら、聞いた人がすごく喜んで、それまでなん人にも声をかけたんだけど変な人と思われてだれも教えてくれなかったんですよと言ったそうだ。人に道を聞くのもむずかしい世の中なのね。

夜、『ソウル市民』稽古。稽古はじめのきょうは、みんな集まって一通り台本を読んだ。


07/16/2006(日)

普段あんまり窓とかあけないんだけど、暑いので、あっちこっちの窓をあけた。風が通ってもやっぱり暑くて、すぐ汗っぽくなる。冷房ガンガンもいやだけど、暑くてベトベトも志気が下がる。快適に過ごすには、高原に避暑に行くしかないのか?

明日から『ソウル市民』の稽古が始まる。ので台詞を覚える。きょう初めてやったわけじゃないよ。

次の週末に長野の劇団が『忠臣蔵デパート編』(原作平田オリザ)を上演するので、帰省がてら見にいこうかと思ってたんだけど、実家に電話したらその週末は都合が悪いと言われてしまった。だれか、見る方、どんなだったか教えてください。


07/15/2006(土)

My Year of Meats読了。これ、映画で見たい。

青年団若手自主企画『会議』(作:別役実 翻案・演出:武藤真弓)を見る。すごい懐かしい友人たちにバッタリ会い、帰りにお茶をした(私だけ食事。午後4時だったけど)。


07/14/2006(金)
注意:劇団木花『ロミオとジュリエット』のネタバレがあります。

韓国の劇団木花の『ロミオとジュリエット』を見る。シェイクスピアの原作と結末がちがう、と聞いてはいた。聞いてはいたけど、それで私が考えたことは、「じゃぁ最後に二人は死なないってこと?」ということで、しかしまったくそんななまやさしいエンディングではなく、非常にショックを受けてしばらく涙がとまらなかった。以前、ぜんぜん別のことに関して私が言った意見について「あなたは平和にどっぷりつかっているから、そういう呑気なことが言えるんだ」というようなことを言われたことがあって、そのときはそんなことはないと思ったけれど、この作品を見て虚を突かれてるんじゃ、そう言われてもしかたないかもしれない。


07/13/2006(木)

歯医者。インプラントを入れたのの手前の歯(以前歯根治療をやり直してもらった)に仮歯が入った。


07/12/2006(水)

五反田の倉庫の改装作業に参加。コンパネ台とパネルを作る。帰り道から、筋肉痛。


07/11/2006(火)

洗濯をした他は、だいたい1日寝ていた。ルース・L・オゼキのMy Year of Meatsを読み始める。夕飯に、ネギ豚とポテトサラダを作った。


07/10/2006(月)

まだ疲れがとれない。だいたい1日寝ていた。


07/09/2006(日)

早朝、成田着。どよーんとした天気。まだ梅雨があけていないんだ?

バスで帰宅。「日本に帰ったらまず何をしたいですか?」との問いに「デニーズに行きたい」と答えた私だけど、なんだかきょうはデニーズという気分でもなくて、コンビニで食パンなど買って帰り、家で食べた。


07/08/2006(土)

ツアー最終日。ちょっと遠くの大きなデパートに行った他は、部屋でダラダラしていた。やはり少し疲れがたまったか…。夜7時前にホテルを出て空港へ。そして空路日本へ。


07/07/2006(金)

オリザのワークショップがあり、見学に行く。2人や3人の会話を、その場で台本を渡されて演じる(読む)んだけど、みんなすごくうまかった。

ツアー最後の公演も笑いと拍手でつつがなく終わり、撤収。最後に劇場のかたにみんなで挨拶したら、
「今まで、このホールをあまり演劇に貸したくないと思っていました。なぜならば、使った後が大変だからです。でも青年団の皆さんは、ちり1つ残さずに片づけてくれて、ビックリした。また来てください」
と言われた。

いったんホテルに帰り、近くで打ち上げ。


07/06/2006(木)

4時集合の日。朝食後も部屋でだらだら。昼寝をしたりなんだりで、ホテルから一歩も出ずに過ごす。たまにはこんなのもいいよね。

今回のツアーでは、それぞれ現地で舞台美術を作成した。美術チームがその土地で気になったもの、使いたいものを集めてきて作ったから、当然3カ所ぜんぜん別の装置になった(ベンチ4脚とその位置関係は変わらないけれど)。竹と箒(ほうき)が美しいタイの装置、おもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかなクアラルンプールの装置、竹のいろいろな質感が楽しいジャカルタの装置――それぞれステキだったけど、私はジャカルタのがいちばん好きだった。

本日、ジャカルタ初日。すごく自由に好きなところで笑う客席だった。終演後、本体より一足早く明日帰国する人たちと、数人でちょっと飲んだ。


07/05/2006(水)

昼から場当たり。いままで上手前だった出はけ口が、この会場では、「上手前から舞台前のスロープを通り、下手にはける」という形に変更になったので、それ関係のタイミングの調整を中心に。予定より早く3時頃に終わり、7時のゲネプロ開始まで時間がぽっかりとあいたので、劇場から徒歩10分のデパートに繰り出す人が多かった。かく言う私も、いえの人用にバティックのシャツを買いたかったので一緒に行って選んでもらった。自分用に、ラップ式のパンツも買った。両脇が縫い合わせてないヤツ。これは前からほしくて、自分で作ろうと思って型紙も持っているんだけど、セールで安かったのでえいやっ!と買ってしまった。

そして劇場に戻ってみると、『東京ノート』記者会見の後のレセプションが始まっていて、レセプションというか集まったプレスの人たち向けに日本食のビュッフェが出ていて、私たちもお相伴。寿司!天ぷら!おでん!そうめん! 久しぶりに日本食を堪能。

ゲネは、そのプレス関係の人たちなど、20人近く観客がいる感じで(舞台上からちらりと見ただけなのでたしかな数はわからないけど)、もうきょうが初日みたいな雰囲気だった。

クアラルンプールでみんなの共有スーツケースに預けた私の荷物が、行方不明になっていたんだけど、きょう夜になって発見されて、無事私のところに戻ってきた。ヨカッタ。


07/04/2006(火)

ホテルの朝食は、和食系バイキング。ご飯と野菜スープ、サラダなどをとる。

きょうは1日舞台の仕込み。舞台美術チームが先にジャカルタに来て3日間インドネシアの人たちとワークショップをして、こんな素材を使ってこんな装置にしたいというアイディアをだいたい固めてあり、きょうはそれに沿ってみんなで舞台上で試行錯誤しながら組み立てていった。私は、竹と箸でバリケードのようなオブジェを作る班に参加。

夕方で俳優チームは解放され、きのうと同じチキンの店で夕食を食べて帰った。アボカドジュースというのを頼んでみたら、ヨーグルトより濃度のある緑と茶色(チョコレート入り)のどろどろしたもので、きょうの疲れた身体にはちょうどいい甘さ、くどさであった。ストローが直立するくらい濃いんだよ。


07/03/2006(月)

早朝、ジャカルタへ。暗いうちに空港行きバスに乗り込んですぐ眠ってしまい、目が覚めるとものすごくきれいな朝だった。

ジャカルタは、ブーゲンビリアが、道路脇のあっちにもこっちにも咲いていた。劇場に荷物を降ろし、ホテルにチェックイン。徒歩10分という国営デパートに出掛けてみる。バティックの服や民芸品から、普通のステキな服や靴、スーパー、フードコートまで、なんでもある。ビールを買って帰る。

夕方、照明仕込みを終えて一旦帰ってきたいえの人と合流し、もっかい劇場へ。先発隊が別の場所でたたいていた舞台装置やまだこれから組み立てるためのパーツの搬入を手伝い、先発隊の人たちとご飯を食べに行った。


07/02/2006(日)

いえの人が早朝、本隊より一足先にジャカルタに発った。先行して照明の仕込みを行うためである。

きょうの集合は12時。その前にちょっとだけショッピングをと、モノレールに乗って繁華街へ。めざすビルがなかなか見つからなかったり、建物としては10時開店でも11時にならないとあかない店舗が多かったりで、ほんのちょっと見ただけで帰ってきた。

毎日行っていた食堂にきょうは最後の行き納め、と思っていたのだけれど、日曜はお休みの様子。しかたなく別の店へ。

そしてクアラルンプール最後の公演。前から知っている演出家の人が見に来ていて、終演後少し話す。今度『ヤルタ会談』をやりたいと言っていた。「英語で上演するならぜひ私を使って!」とアピールしておいた。

劇場の中庭で打ち上げの乾杯。その後ホテルの近くの店に場所を移して本格的に打ち上げ。夜半、私たちがこちらに来てから初めて雨が降った。


07/01/2006(土)

きょうから7月で、新しく「7月の日々」のページをホントは作らなきゃなんだけど、この旅はネットはダイアルアップでつないでいていろいろとめんどくさいので、帰国するまで6月の日々に間借りして書いておくことにします。(「7月の日々」を作って移動しました。7月14日記す)

17:30の集合までフリー。いつもの食堂で第1食を食べ、モノレールに乗って、KLタワーに行った。駅を降りたらすぐわかるだろうと思っていたら、そうでもなく、道路脇の道案内も途中でとぎれて、「ここかな?」と勘で道を曲がったら、どうやら行き止まり。と思ったら突き当たりのコンクリの壁面に「←KL Tower」とスプレーペンキで書かれているのを発見。ものすごく手書き。信じていいのかまよったけれどそのとおり行ってみたら、閉鎖された道路がKLタワーの駐車場まで続いていた!

下から見上げるタワーの大きさ、高さに圧倒される。ウルトラマンとか怪獣とかって、このくらい大きいんだろうか。

展望台からの風景は、でもあまり迫力がなかった。窓ギリギリまで近づけないせいだろうか。無料の双眼鏡がたくさん設置されていたので、ツインタワーを見てみた。肉眼ではつるんとして見える表面が、実は金属とガラスからなるたくさんの直線からできていることがわかった。

きのうと同じくホテルの前の食堂で夕飯をテイクアウト。きょうはゴーヤのおかずがあった。

今夜の公演は、最前列に床に足のつかない子供がいて(椅子に座って脚をブラブラさせていた)、途中飽きてしまわないかちょっと心配だったんだけど、笑ったりしながら最後までちゃんと見ていてくれた。


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