つれづれなる日々

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2014年12月の日々


12/31/2014(月)

テレビの歌番組を見ていても、歌の内容とか歌い手のうまさとか以外のことばかりが気にかかる、2014年の大晦日。


12/30/2014(月)

黒豆を煮た。換気扇の掃除をした。洗濯機の洗浄も。

26日から始めた「1日2分腹筋運動する」というの、三日坊主にならず続けている。


12/29/2014(月)

家族で過ごす日。


12/28/2014(日)

ゆうべ「テレプシコーラ」第1部8〜10巻を熟読して、睡眠時間1.5時間で起床。

「暗愚小傳」自主稽古。10月末の吉祥寺公演が終わって2カ月。動きを思い出したり、「次にやるときには、こうしてみたい、これを試したい」と思っていたことを試してみるなど。そして、今後の稽古や旅公演の段取りについて話し合って、解散。

夜は、自宅で映画「ギャラクシー・クエスト」。いま注目してるドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」に出演している俳優エンリコ・コラントーニが「ギャラクシー・クエスト」」にも出演していたということを知り、そう言われてみればあの声とあの顔はあの異星人のリーダーだ!(同じ声同じ顔なのに、ぜんぜん印象の違う役!)と驚いたので、確認も兼ねて。何度見ても見飽きない映画だ。


12/27/2014(土)

来年の企画のオファーをいただく。私の興味と重なるところもあり、面白くなりそう。

「テレプシコーラ」第1部後半の、大抜擢された六花ちゃんががんばるあたりを読む。そうか、代役で出た1年後なんだこれ。


12/26/2014(金)

小林紀子による「くるみ割り人形」全幕上演、を鑑賞。クリスマス+クララの誕生日、という設定がラストのちょっと楽しい展開につながっていたり、二幕の各踊りの間の部分も踊り手とクララのやりとりになっていたり、テンポが良くて楽しくて見やすい公演だった。バレエをあまり見た経験がなくて、素人が印象だけで勝手なことを言ってすみませんが。

「くるみ割り人形」を見ると、「テレプシコーラ」が読みたくなる。六花ちゃんが代役で出た年のところだけ読む。


12/25/2014(木)

今日のジャイロキネシス&体幹トレーニングクラスは、ストイックな筋トレの会みたいだった。帰り道からすでに体側と脚が筋肉痛。トレーニングは量より質だ、時間を掛ければ良いというものではない、1日2分適切な腹筋運動をすれば身体は変わってくる、とのことで、明日から頑張ろうと決心する。


12/24/2014(水)

なにをしたか、まったく記憶がありません。


12/23/2014(火)

朝から歯医者。インプラント周りのちょっとした不具合を治してもらう。年内に診てもらえてよかった。

午後、一人で2時間ほど自主トレ。身体の動かし方の「手数」が、少し増えてきているのではないだろうか。引き続きがんばります。


12/22/2014(月)

いままで両足でしか立てなかったバランスディスクに、立てる気がして片足で立ってみた。立てた。ほんのわずかの間だけど。


12/21/2014(日)

ご招待いただき、シューレ大学の演劇公演「テンペスト」観劇。2時間の大作。杉山至をゲストに呼んでのアフタートークも内容が濃かった。


12/20/2014(土)

田畑真希ダンス公演「ドラマチック、の回」を見に友だちと日帰りで富山へ。お昼にしろ海老丼を食べて、4時からの公演を見て、帰りの電車の中でます鮨を食べた。滞在時間より移動時間のほうが長い無茶な旅でしたが、初演を見たときから好きな名作をまた見ることができて満足。


12/19/2014(金)

結局今週も、アーキタンツの森川クラスに行かないでしまった。


12/18/2014(木)

週末久しぶりに会った人に勧められた飯田茂実「一行物語集 世界は蜜でみたされる」を、今日図書館で借りてきた。そしたら、この飯田茂実さんという人のイベントがハワイであるというのことをFacebookで知り、何かを知るときには「どっ」と一度に来るもんだなぁと面白く思ったのでそのことをFacebookに書いたら、実は飯田茂実さんのワークショップにずっと前から行っていると友だちが言ってきた。うわー、本当に、つながるときはつながるなぁ。その友だちから、飯田さんが以前アゴラ劇場で「じゃぐちをひねればみずはでる」という公演に出演していた、ということも聞き、あぁそれで名前に見覚えがあるような気がしたのか、と納得。その公演、私も見ました。


12/17/2014(水)

劇団青年座の「世界へ Au monde」を見ました。作:ジョエル・ポムラ、翻訳:佐藤泰、演出:伊藤大。ストーリーとか内容は実はあんまりわからなかった。でもひきこまれてずっと見てしまった。俳優の発する言葉を集中して聞かせる、ということをものすごく大切にした公演だと思いました。翻訳も、演出も、演技も。実は不勉強で青年座は今まで見たことがなかった。他の作品も拝見したいと思う。

転換のない1つのセットで、照明と台詞でうまく展開させて屋敷のいろいろな場所を描いていくのを見て、「そうだよ、そうだよ。暗転、暗転で場面をかえるんじゃなく、こうやって進めていくことだってできるじゃないさ!」と、先週土曜日の英語劇のことを思い出したりもしながら観劇しました。

夜は、東大のクリア理論入門公開連続講座の第4回。あいかわらずよくわからないまま講義を聞き、人々の様子を見ている。批判とかじゃないです。この状況、嫌じゃないです。私は入門の入門が要るくらいに何も知らないんだ、ということだと思っています。


12/16/2014(火)

火曜日朝の1時間のジャイロキネシスクラスが、今月は特別に「ジャイロキネシス+バレエ(バーレッスン)」90分になるとのことで、びびって今まで行かなかった(かわりに、木曜のジャイロキネシス+体幹トレーニングクラスに行ってた)んだけど、今週は木曜は予定があって行けないので、思い切ってジャイロキネシス+バレエクラスに出てみた。

振りがよくわからないときは鏡で先生やうまい人をよく見ること、でも人に頼ってばかりいるといつまでも覚えられない。というようなことも教えてもらいながらバーレッスンをして、じんわり汗もかいて、身体も気持ちも元気になった。これからもバレエクラスを受けてみようかな。

夜は、お誘いいただき、初めてのお宅へうかがう。忘年会。住所を聞いて地図で確認して行ったんだけれどなかなか見つからず、雨の中を行ったり来たり。やっと行き着いて、いろんな人のいろんな美味しいお料理をいただき、いろんなお話をうかがい、だいぶ遅くまでお邪魔してしまった。最近、同年代の知り合いが増えてきて、楽しい。


12/15/2014(月)

朝バレエ、今週も行けなかった。

夜のコンタクト・ワークのクラスは、行った。前回(12月1日)に続き、2人組でのワークが中心。背中合わせに座ったところから相手の背中に乗っていく、というのを一度先生とやったとき、「ほら、いまずれたのがわかりますか?」と言われ、それはわかるんだけれど、よいしょっと勢いをつけないと起き上がれないんですよ。筋力のなさが、情けない。


12/14/2014(日)

国際表現言語学会2日め。朝から、パネルディスカッション、発表、ワークショップと盛り沢山。リーダーズ・シアターや群読という手法、小噺を使った実践の報告など、新しいことを学ぶことができた。きのうのフェスティバルの感想も、いろんな人から聞く。語学教育の中でも先生や現場によって優先したいこと大切にしていることが違うことがわかる。

夜は、銀座で人に会う。クリスマス・イルミネーションはきれいだったけど、寒い夜だった。


12/13/2014(土)

国際表現言語学会第6回大会。1日めの今日は、でも、オーラルコミュニケーションフェスティバルとのことで、大学生のリーディングや歌や劇の発表。1作見ては感想のコメントを書きまた1作見る、というふうにしていると、4時間あっという間だった。英語を使った発表、という1点だけは共通だけど、本当にいろんなアプローチがある。

英語が専攻というわけではない美術の人たちが自分のアートワークについて英語でプレゼンをした学校があった。そうだよそうだよ、言語って道具なんだよ、とうなずきながら聞いた。ヘイ・ジュードを歌ったグループは、「皆さんも一緒にどうぞ。歌詞はケータイで調べてください」と言っていて、いまの大学生ってこうなのかと新鮮に思った。

劇は、暗転が多い作品が多く、残念だった。たぶん演劇よりも映画とかドラマに格段に馴染みがあるんだろう。よく見て知っているそういうもののように、つくってしまうんだろう。でも、残念ながら、観客の前で生身の人間が演じるときに、カットでシーンをつなぐことはできない。暗転がはさまる。そこでぶつっぶつっと時間が切れてしまう。目の前の暗闇を見て待つのは(たとえ数秒だとしても)、お客さんにはしんどい。客席から他校の発表を見て、そういうことに気づいてほしい。「演劇」の側である私たちが、もっと意見を言ったり提案をしたりしていくべきポイントでもあると思う。

その後懇親会があり、何人かの学生さんや先生に直接感想をお話しする機会もあった。


12/12/2014(金)

雨。昼の予定も夜の予定もキャンセルして、いえにこもっていた。


12/11/2014(木)

ジャイロキネシス+体幹トレーニングクラス。腹筋が弱い。弱すぎる。


12/10/2014(水)

こまばアゴラ劇場にてBAOBAB『○○階から望む 〜集合住宅編〜』観劇。物との絡みがとてもステキな人がいて、ただただ見とれていた。同じ回を見た友だちとお茶して帰る。明日朝早いのに付き合ってくれた友だちありがとう。


12/09/2014(火)

日曜は用事があるので、本日期日前投票をしてきた。平日の昼間でも結構多くの人が来ていて、さすがに今回は投票率けっこう行くのではないかと、少し明るい気持ちになる。でも震災と原発事故直後の都知事選で石原慎太郎が再選されたときの、自分はやっぱり少数派なんだと思い知ったあの感じは、忘れない。


12/08/2014(月)

朝バレエに、やっぱり行けなかった。日本橋は遠い。アーキタンツのある田町も遠いけれど。


12/07/2014(日)

静岡芸術劇場でSPAC「変身」観劇。小野寺修二さんの作品なのでもっと身体に寄った作品かと思っていたら、予想外に演劇寄りだった。とはいえ、出演者皆さんすごく動いてたけど。あんなに動いて、台詞もあって、それをがっつりこなしていっていて、すごい。シンプルに見えてたくさんワザのある舞台装置にも目を見張る。終演後のアーティストトークも、小野寺さんの「語り手さえも疑う」というお話など、大変興味深かった。宮城さんが映画「幕が上がる」の内容をどんどんしゃべって本広監督(トークゲスト。「小野寺さんは『同じことを再生する』というが、毎回変えたいというタイプの演者もいると思う。それはどのように対処するのか」など、的を射た質問多数)があせるという一幕もあり。


12/06/2014(土)

寺山修司著作集を図書館から借りてきた。私が高校3年生くらいのとき、ラジオでなんのCMだったのか、ミシンとコウモリ傘がどうとかご本人の声が流れていたのを覚えているけれど、演劇公演を見たことはない。最近寺山戯曲の上演をいくつか見る機会があったので、ちょっとちゃんと読んでみたくなった。

夜は吉祥寺シアターへデュ社「ふたつの太陽」を見に。10月に「暗愚小傳」で吉祥寺にかよって、あそこも行きたいこの店にも行きたいというのがいくつかあったので、早めに行って……と思っていたんだけれど、結局そんな時間もなく、でも事務所でチケット(オンラインで購入)を受け取ってから開場まで40分ほどあったので、近くのスーパーでコーヒーを飲んだ。2階の喫茶では420円、1階のフードコート的なとこでは200円なのね。

「ふたつの太陽」は、新しいカンパニーの旗揚げ公演で、旗揚げ公演らしい勢いととっ散らかり方だった。川口隆夫さんの大きさが印象に残る。


12/05/2014(金)

マンガ「寄生獣」を読み直す。やっぱり名作だ。そしてぜんぜん古びていない。


12/04/2014(木)

夜、ジャイロキネシス+体幹トレーニングクラス。足を強く踏むというのが実は身体を上に引き上げる感触だということが少しわかった。


12/03/2014(水)

東大にクィア理論入門公開連続講座の第3回を聞きに行く。第2回はお休みしたので、1カ月ぶりか。講師の話が初回に比べて格段にわかりやすくなっていた。原稿を読んではいるんだけど、第1回のときはずいぶん文語的だったのが、だいぶ口語表現になっている。内容は相変わらず私には知らないことばかりなので難しいけれど、30%くらいは理解できたように思う。

帰りに駒場でタイカレー。久しぶり。


12/02/2014(火)
注意:映画「寄生獣」やアニメ「寄生獣」の内容に触れています。

実写版映画「寄生獣」を見る。アニメが原作に忠実なのに比べ、いろいろと変更してるのね。1本の映画にするということの制約の大きさって相当なんだろうな。想像もできない。

見るほうは勝手なもので、「ここをはしょってどうする!? ここは時間を掛けて丁寧に描くところでしょ」とか「原作とは違うけれど、ここはこのほうが誤解を生みにくくて良い」、「その言葉をその人物に言わせるのはどうなのよ」などと思いながら見ていた。ただ、美術室で女子たちがなすすべなく泣いているのはさすがに女性差別的なんじゃないか、と気になった。ともあれ、来年4月に「完結編」が公開されるようなので、それとセットで語るべきなのかもしれない。


12/01/2014(月)

雨。朝バレエに行くのをやめて、ゆっくり寝る。睡眠時間があまり足りていなかったので。

午後は、アゴラにて「サンタクロース会議」自主通し稽古を観劇。稽古場に乳児から小学生まで子供が集結していた。開演の音楽がかかった途端、前にアゴラ公演で照明オペをしてたときの緊張できゅーっとなった。もう何年も前なのにね。

夜はRADAにて森川クラス。相手に身体を預ける系のワークが多かった。私は体重が重いので、実はこういうのは苦手です。重すぎるか遠慮しすぎるかしてしまう。子供のときからずっと、こういうときは手加減してやってた。

それはそれとして、受講者6人のこぢんまりしたクラスで身体のことをじっくり考えられたのは良かった。身体と頭がどうしても別々になってしまう自分をなさけなくも思いつつ。


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