つれづれなる日々

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2012年12月の日々


12/31/2012(月)

夕方から恒例の家族飲み会。


12/30/2012(日)

年内の稽古最終日。


12/27/2012(木)

今週、連日、東京デスロック稽古。疲れと時差ボケをずっと引きずっている。今日は稽古がお休みで、みんなで東京観光に行く日だった。この作品を一緒に作っていくうえでぜひ行ったほうが良かったんだけれども、まだまだ体調が戻らないので、私は欠席させてもらい、いえで寝ていた。


12/23/2012(日)

東京デスロック「東京ノート」の稽古に再合流。家にマスクが一箱あるのに、持って出忘れてコンビニで買う。疲れと時差ボケで、休憩時間には横になって寝ていた。


12/22/2012(土)

無事帰国。無事帰宅。夫と食事。


12/21/2012(金)

最終的に荷物をまとめる。最後に捨てるつもりで持ってきていたジャージとズボンを捨てる。具合が悪くなる前に大量にゆでてしまって食べられなかったキノアも捨てる。食べ切れなかったチーズやバターやオリーブは、ジプロックに入れて持って帰る。

ホテルをチェックアウトして、劇場へ。最終的な荷造り、梱包。空港への出発まで時間があいたので、徒歩15分のモノプリへ最後の買い物に行く(あー、やっとこのくらい元気になってきた)。前回、「東京ノート」で来たときにはすごくおしゃれでステキなスーパーと思ったんだけど、今回そうでもなく見えるのはなんでだろう。私がかわったのかこの店がかわったのか。

まだフランスに残る人たちと別れて、バスで空港へ。PAULのサンドイッチは5ユーロで、高かったけど、おいしかった。免税店でホントに最後の買い物。そして一路日本へ。

飛行機の中で、行きに7分でリタイアした「最強のふたり」に再挑戦。今度は最後まで鑑賞。良くできた感動的な映画だったけれど、最初のカーチェースのシーンはやっぱり要らないと思った。時系列順に、面接のところから始めれば良いのに。観客の興味をひきつけておけるようにあのシーンを冒頭に入れたのだろうか。そんなことをする必要はないのに、と私には思われた。それと、最後にモデルとなった本人たちの映像が入ってるのもどうなんだろかと思った。「この世の花――長岡花火物語」の終盤にやっぱりモデルとなった人たちが出てきたときと同じような違和感があった。


12/20/2012(木)

海外公演の楽しみの一つは買い物。なのに今回風邪でダウンしてぜんぜんショッピングに行けていない。今日はなんとか調子もだいぶよいので、集合の前に出掛けてみた。ホテルの近くからパリ市街地へは、EREで行く。昨日みんなと乗ったから、今日は一人でも大丈夫だい、と思ったら、自販機は故障してるし窓口に人がいない。それでもしばらくすると係りの人が来たので、無事に切符を購入。ホームで待ってたら、これから別のプロジェクトの打ち合わせに出掛けるという人たちもやってきたので、一緒に乗っていく。

地下鉄に乗り換えて(昨日と同じだから、一人でも大丈夫だい)、サン・ラザールへ。前にも来たことのあるショッピングモールで、洋服を見て、下着を見て、雑貨を見て。店頭で見かけた合皮のチープなライダージャケットなども、サイズがあったので、買ってしまう。こういうときの決断は早いです。

いったんホテルに戻り、一休みして劇場入り。カフェに寄ったら、アブドゥルがミントティーをご馳走してくれた。

最終日の公演も無事終了。


12/19/2012(水)

誘ってもらって、おいしいシーフードの店にランチを食べに行った。初外食だよ。まだ本調子ではないので、魚のスープだけとって、メインはパス。そしてデザートをがっつり食べる作戦だったんだけど、頼んだものが洋酒たっぷり含んだクレープで、これは全部食べたら酔っ払ってしまうのでちょっとだけいただく。街をぶらぶらするという人たちと別れていったんホテルに帰り、休息。だいぶ回復したとはいえ、まだ、体温調節がうまくいかない感じがある。

公演のほうは、相変わらず、満員で、好評。


12/18/2012(火)

風邪っぴきにはショウガが良い、と教えてもらい(自分でも知ってたはずなのに、ぜんぜん思いつかなかった。まだ熱でぼんやりしているのか?)、スーパーで買ってきて、おろす道具はないのでみじん切りにして、紅茶と蜂蜜を入れて飲んでいる。

友だちが、喉を痛めたときにすると良いマッサージ、というのを教えてくれたので、試そうと胸元に手をあてると、ガチガチに凝っていた。こりゃつらいよね。なでると、すーっと楽になっていく。いろんな人に支えられている。本当にありがたい。


12/17/2012(月)

休演日。パリ在住の友だちと会う約束をしていたのだけれど、体調が回復しないので、キャンセルさせてもらう。おかゆを炊いて食べたりして、部屋で一日寝ていた。

寝ていたらドアにノック。お掃除のお姉さんだった。掃除はいいからトイレットペーパーだけちょうだい、というつもりだったんだけど、トイレットペーパーを私に手渡すとお姉さんはどんどん部屋に入ってきて、どんどん布団をどけてシーツをはいで、ベッドメークをし始めるので、椅子に座って待ち、きれいになったベッドにもぐりこむと、お姉さんは床に掃除機をかけ、バスルームのほうもちょこちょこっと掃除をして出ていった。病気の子供のように、それをぼんやり見ていた私。

きょうは今回の旅の唯一のオフ日で、友だちに会ったり買い物をしたり美術館に行ったり、いろいろ考えていたんだけれど、病気をしたせいでどこにも出掛けられなかった。残念。長旅で疲れていたのに寒い中がんがんに徒歩移動を繰り返したのが良くなかったんだろうと思う。日本では風邪予防のためマスクを着用していたのを、こちらではマスクしてる人なんかいないので急にやめたのも、よくなかったのであろう。冬のパリは寒い寒いと言ったって前にも寒い中2カ月いたことあるしわかってるよ、なんて思ってたのが甘かった。乾燥にも、もっと気をつけるべきだった。

反省し、休養する。演劇をしにきたので、演劇だけはきっちりやらないとね。

部屋で寝ていたら、友だちが、サラダ作ったけど食べる?と電話をくれた。食べる!と答える。美味しいサラダとパンをありがとう。夜になって、別の友も、おみやげ!と言って雪だるまの形をしたチョコを持ってきてくれた。ありがとう。

今日は、内田樹の「街場の文体論」を読んでいた。フランスの格差社会について論じている部分があり、それをいままさにフランスで読んでいるのはなんだか面白かった。あと、おわりのほうの、内田先生が院生のときにフランス語が読めるようになったときの決心の部分を読んで泣いた。内田樹の文章を読んで泣けてきたのは初めてだった(あまり数読んでいないですが)。


12/16/2012(日)

2日めのきょうも、声の調子はあまりよくない(特に冒頭。そのうち、だんだん大丈夫になっていく)。そして、舞台が寒くてたまらないが、客席のほうは暑いくらいだそうで、これ以上暖かくはできないと言われ、衣裳のスリッパに使い捨てカイロを貼り付けてしのぐ。

冬の旅のときは、いつもだいたい念のためと言って使い捨てカイロを持参して、結局使わずに持って帰ったり現地に住んでる人にあげて帰ってきたりしてたんだけど、今回は持ってきて本当に助かりました。

一昨日からずっとまったく食欲がなかったのが、今日の公演中、「あ、お腹がすいた」という瞬間がおとずれた。よし、これで快方に向かうはず。でも油断は大敵、慎重に!

きのうは終演後すぐ帰ってしまったけれど、きょうはロビーに残って、お客様とも話す。何人もの人が、「よかったです」と声をかけてくださった。以前この劇場で上演した青年団の「東京ノート」を見たという人や、大阪公演を見たという人も。劇場のカフェのアブドゥルにもやっと今日挨拶できた。


12/15/2012(土)

ネットでレシピを調べ、キノアを炊いてみる。しかし、食欲がない。食べなければ身体がもたないと思うから食べるけれども、まったく食欲がない。

劇場の近所の薬局で、喉スプレーを購入。最初、バリバリにケミカルっぽいのを出してきたので、アズレン入りのはありますかと聞いてみるが通じない。新たにプロポリスのを出してきてくれたので、それを購入。「スプレーは1日2回。後は飴をなめなさい」と言われる。楽屋で開封し説明書きを見ると、1日4回とあった。

渡仏直前に風邪を引いたという人が、今の私とまるっきり同じ症状だそうで、もう治ったからといって薬の残りをくれた。今回、熱をはかって発熱を確認したらそのショックでダウンしちゃいそうなので熱ははかっていない。だから実際どうなのかはっきりしないんだけれど、たしかに薬を飲むと調子が落ち着くように思う。

白湯を飲み、喉スプレーし(2回とか4回とかちょっとかまっていられなかった)、なんとか初日の舞台を終える。最初はたしかに少し声がかすれてしまったが、中盤からは大丈夫だったと思う。水面下で私はそんな状態だったけれど、公演自体は好評で、カーテンコール4回。

初日乾杯があるようだったけれど、とにかく体調が悪いので先に帰った。


12/14/2012(金)

朝起きると、下半身の関節がギリギリと痛い。そういえば頭痛もする。きのう、おととい、寒い中を、ホテルから劇場(20分)、劇場からモノプリ(15分)と何度も歩きすぎたせいだろうか。体調が悪いと気持ちも沈んでかたくなになりがち。友人のアドバイスで、深く呼吸し、白湯を飲む。

ゲネ中、だんだん喉がアヤシくなってくる。風邪か? とうとう風邪をひいてしまったのか? ときどき声がかすれそうになる。


12/13/2012(木)

窓から見える空が白く曇っている。きょうは部屋でご飯を炊いた。電磁調理器の扱いに慣れてなくて火力調節がうまくできず、ちょいと焦げ臭い炊き上がりになった。米はきのう購入したリゾット用の米。ポテト、ズッキーニ、鶏肉のハム的なもの、オリーブをバターで炒め煮にしたおかずと一緒に、美味しくいただく。

昼頃、近所のスーパーに買い出しに行く。ネギ、ブロッコリー、マーシュ(こないだ買ったのはマーシュじゃなくてちびほうれん草だった)、チョコレートを買う。キノアなんかも、買ってしまう。手荒れがひどくなったので、ハンドクリームも購入。さっそく、手にも足にもすねにも塗りたくる。

3時の集合の前に、モノプリの隣の美味しいパン屋さんで、トマトモッツァレラサンドを買う。バジル味のおいしいバゲットサンドだったけど、パリパリで唇も口の中もキズだらけになる。ま、美味しいから良いけれど。

夕方までは、ロボットの調整の時間。プラス、アンドロイドの取材が入ったり。夕食後に、場当たり開始。あともう少しで終わるとこまでやって、10時半に終了。残りは明日の午後。

きょうも、歩いて帰る。曇っている今日のほうが、晴れてる昨日までよりも、寒さが穏やか。

よるごはんに、ブロッコリー、ネギ、ズッキーニ、ドライトマトを煮て、今朝の残りのおこげご飯も足して、しょうゆと塩コショウで調味。盛り付けてから、ちょっと物足りなくて、ヤギチーズを投入。スプーンで小さく刻んで混ぜながら食べたら、ちょうどよいくどさで美味しかった。


12/12/2012(水)

ホテルの朝食は、パン各種、飲み物各種、シリアル、チーズ、ハム、フルーツなど。バターやチーズがこんなにあるなら、きのうスーパーであんなに買わなくてもよかったなぁ。かたゆで玉子がかすかに酸っぱい。前に長期泊まったパリのホテルも毎朝そうだった。悪くなってるとかではなくて、酢をだいぶ入れてゆでてるんだろうと思う。

みんなで、ホテルから劇場まで歩く。寒い。まわりの木々や草に霜がおりてるし、水たまりには氷がはっている。

きょうの予定は、一日じゅう舞台の仕込み。お昼は、パン屋さんのパンとスーパーで買った食材で、各自サンドイッチを作ってもらう。フランスに来るといつも、パンと乳製品のおいしさに感心する。野菜もおいしい。きょうは、ラディッシュが、やわらかくて味わい深くて、何もつけなくてもとてもおいしかった。私は舞台まわりの仕事はしなくて、楽屋のほうで主にあれこれしていた。外に何度か買い物にも行った。

俳優は夕食前に解散となり、寒いのでタクシーで帰ってもよいと言われるが、私は歩きたくて、数人で歩いて帰る。スーパーに寄って、きのうよりは冷静になって、ちょびっとだけ食材を買う。ポテトとかズッキーニとか。

きょうこそ火を使った料理をするつもりで、その前にまずはサラダ、と思ってちびほうれん草の上にタブレとトマト(あらみじん)を乗せたもの、かたくなったバゲットを薄くスライスしてヤギチーズとドライトマト(の戻して味付けしたもの。きょうふらっと買ったんだけどむちゃくちゃおいしかった!)を添えたもの、を食べ始めたら、それでお腹がいっぱいになって、きょうも火は使わず。

洗濯は毎日手洗い、という予定なんだけれど、なんだかどうにも今夜はやる気が出なくて、洗濯せずに寝ることにする。バスルームに洗濯物ほし用ヒーターがあって数時間ですぐ乾くから、「毎日洗濯しないとあした着るものがなくなる」という状況ではないので、気は楽。

今回、「気は楽」と言ってばかりいるような気がするけれど、これは準備したり予想したりの結果出てきてる言葉なんで、けっこうポジティブなことなんだよ。
div class="date">12/11/2012(火)

夫に駅まで送ってもらい、早朝の空港バスで成田に向かう。「寒いから、もう行く? バスが出るまで居る?」と座席から身振りで夫に聞いたけれども、通じなかった。私に、言語に頼らずコミュニケーションするぜ、という意気込みが足りなかった。まぁ、バスが出るまで居てほしかったんだとは思う。

空港でみんなと合流。みんなといっても、「三人姉妹」は他の青年団作品に比べてキャストの数が少ないし、今回はさらに2便に分かれて行くので、こぢんまりとしてる。書店に「きのう何食べた?」が売っていたので、第7巻を買う。「犬神もっこす」があったらおみやげに買おうかと思ってたんだけど、ありませんでした。

11時過ぎ出発。中央3人掛け席の通路側。隣が空席だったし、座席自体前に乗った飛行機よりも少しゆったりした感じ。寝たり起きたりご飯を食べたりおやつ(蒸しパンが出ました)を食べたり本を読んだり台本を読んだりしていたら、11時間けっこう快適に飽きもせずに過ごせた。高校生(?)相手のワークショップで冷や汗をかく変な夢を見た。見たいと思っていた映画「最強のふたり」をやっていたが、7分でリタイア。このシーンから始めて、時間が前に戻るんだよねきっと、と思ったら、興味がもてなくなってしまった。少なくとも今ここでは。

シャルルドゴール空港には、予定より10分20分早く到着。快晴。冬の午後の、レモン色のような灰色のような日の光が、さびしい。きれいなんだけど。バスで劇場、そしてホテルへ。この時点で19時30分。すぐ目の前にパン屋さんとスーパーがあり、自炊欲がふつふつと湧く。チーズ、バター、タブレ(クスクスのサラダ?)、タラモ(たらこの入ったペースト?)、赤いハーブティー、寝る前に飲むハーブティー、好きだけど日本では高くてしょっちゅうは買えないビスケット、瓶詰めのオリーブ、クラッカー、バゲット、野菜スープ、などを購入。部屋でのんびり食事。自「炊」ではないね。わびしいっちゃわびしいけど、気楽でよいです。

部屋も、ミニキッチンに一通りの調理用具や食器が揃っているし、そこそこゆったりしてるし、バスタブの栓もあるし、洗面台の蛇口は混合栓だし、満足満足。湯舟にお湯をためて入ろうとしたら、お湯があんまり出なくて、その後洗面台で洗濯したときも混合栓をおもっきりお湯側に回してもぬるーいお湯しか出てこず、ちょっぴり不安になる。ま、いざとなったら電気ポットでお湯も沸かせるし、だいたい、明日の朝はまたちがうかもしれない。とポジティブに就寝。携帯のアラーム機能がいまだに使いこなせていないので、枕の神様に「7時半に起こしてください」とお願いする。


12/10/2012(月)

閉館日の図書館の返却ポストに本を返し、衆議院選挙の期日前投票に行き、アゴラで「三人姉妹」の旅の荷造りと積み込み。明日出発する、という実感が、あるようなないようなあるよなないような。

最後の細かい買い物をして、帰宅。自分の荷物の荷造りの続きをする。最近の青年団の旅公演では、自分の荷物は機内持ち込みスーツケース1個しか持っていけなかったり、それプラス4kgとかだったりで、いかに荷物を少なくするかがんばる荷造りのことが多かったが、今回は受託手荷物1つ分、つまり大きなスーツケース1つ自分の荷物を持っていけるので、気が楽だ。それできのうは着換えを多めに入れてみたんだけど、どうもしっくりこなくて方針を変え、でもいつもよりはちょっぴり多めの4セット持っていくことにする。

夜は、夫とかめや。本当に良い店。


12/09/2012(日)

いつもたいてい、出掛ける1時間前に起きている。今日は、そのさらに1時間前に起きて、図書館に行ったり期日前投票に行ったりする予定だったんだけれど、メールを書いたりなんだりしていたら時間がなくなってしまった。だけど、しっかりごはんを食べて出掛けられたのは良かったと思う。

東京デスロック稽古場に風邪が広がっている模様。順番に体調を崩していく。私は今のところ大丈夫だけれど、今週はフランスで「三人姉妹」もやらなきゃいけないし、風邪引くわけにいかないので、うがい、手洗い、マスクで予防に努めている。

夜、フランスの荷造り。スーツケースが大きいので気が楽だわ。なるたけたくさん服を持っていくつもりだったけど、逆に面倒くさくなってきた。いつものように3セットにしようかしら。


12/08/2012(土)

今日の稽古は、東京についてみんなでトーク。さすがにこれだけ人数がいると、あとからあとから話が出てくるね。同じ場所で生きていても、それぞれいろいろとちがったことに遭遇してるんだね。

行くつもりだったダンス公演に行かないで帰宅。体力温存、体力温存。旅用の買い物をして、ちょいと荷造りの第一歩もして、洗濯もして。翻訳の直しも終えて。

きのう今日は稽古が13時から17時だったけど、明日は長いから、もう寝て明日に備えよう。渡仏前に期日前投票も行かなければ。


12/07/2012(金)

稽古のあと、鎌倉まで友だちに会いに行く。大手町の「乗り換え」の遠さに驚き、新橋と思って銀座で降りてしまう失敗をし、新橋駅でもあっちのホームだこっちのホームだと駆け回り、ちょっとした一人旅気分。

アメリカンなお店でナチョスやチキンサラダをつまんで盛大に話して帰ってきたら、翻訳の直しが返ってきてて、見直ししてたら朝になってた。


12/06/2012(木)

今日から、稽古場が水天宮方面。乗り換えが楽ちんなので中央林間から田園都市線で向かう。そして、あら、帰りもこれが楽なんじゃないか、けっこう座れるんじゃないか、と気づく。代々木上原→大手町と乗り換えるほうが少し安いんだけど、絶対混むよねあっちまわりは。今は体力温存したいからな……。

13時から稽古。午後は、今日の通し稽古をどんな方式でやるかとか、今後どのようにつくっていくかとか、試してみた。そして19時から、初めての通し稽古。

帰りも中央林間まわりで。やっぱり、水天宮前から余裕で座れる。とりあえず渡仏まではこの路線で通おう。

昔いえにあった「ビアードさんのパンの本」を、図書館から借りて読んでいる。いまちょっとパン作りに興味があるからね。だけど、さすがアメリカのレシピ、「粉7カップ」とか「グラニュー糖11/2カップ」とか量が半端ないので、ちょっと臆している。そしてそのくせ、ドライイーストはグラム表示なんだよなー。こここそ「小さじ1」とかしてくれたらとっつきやすいんだけど。でも、ベーキングパウダー・ビスケットだけでも作ってみたい。


12/05/2012(水)

来週の渡仏までに日中いろいろ動ける日って今日しかないじゃないか!ということに気づき、慌てる。慌てて図書館とユニクロと無印良品とドラッグストアに行く。まぁでも今日全部揃えなくても大丈夫だよねと思い直して、スーパーはパス。

夜は東京デスロック「東京ノート」稽古。


12/04/2012(火)

夜、眠れず、朝、起きられず。

ゆうべに引き続き、LAW&ORDERなど見て、洗濯して、ご飯食べ、書かなきゃいけないメールを2通書いたらもう出掛ける時間!

メンテナンスのため歯医者へ。上の奥歯の歯みがきをがんばるように言われた。何回かに一回、そう言われる。手抜きしているつもりはないんだけれど、だんだんとそうなってしまう傾向があるんだろね。とにかく歯ブラシをする回数を増やしなさい、歯磨き剤つけなくていいからとにかく一日に何度もしなさい、とのこと。新しい電動歯ブラシを購入(これは、注意されたのとは関係なく、前のが壊れたので注文してたもの)。前よりデザインがシンプルでかっこよくなっている。「来年もよろしくお願いします」と挨拶して医院を出る。

東京デスロック「東京ノート」稽古。見学に来た青年団の友だちが、人がたくさんいるねと言っていた。青年団の稽古だと、キャストの数は同じでも、自分の出てるシーンの稽古のときしかみんな稽古場にいないもんね。


12/03/2012(月)

ユーロスペースに映画見にいく予定にしてたけど、土日の疲れが残っていたので、きょうはパス。

午後は、アゴラで、「三人姉妹」フランス公演に向けて自主稽古。私は今日は台本を見ながら、台詞と段取りを確認していった。吉祥寺シアターでの公演が終わったのまだたった1カ月前なのに、もうずいぶん経つような感じがする。


12/02/2012(日)

最近ときどきパンを作ってみている。この誰でも簡単♪フライパン焼き手捏ねパン!の分量で生地を作り、小さくまるめたり、中に具を入れたり、二次発酵させたりさせなかったり。今日は、生地を八等分して、チーズを入れたりブラウンシュガーを入れたりして焼いてみた。いままでで一番ふっくらできた。生地の叩きつけ方を夫から教えてもらったおかげにちがいない。

午後はダンスクラス。きょうは特にストレッチをじっくりやれてよかった。この1カ月毎週続けて行けたので、なんとなく身体の調子がいいように思う。でも来週からしばらく行けないんだよな。また運動不足生活に戻らないよう、一人でがんばろう!

夜は東京デスロック「東京ノート」。俳優全員揃ったし、見学の人もいて、にぎやかでした。


12/01/2012(土)

アジア舞台芸術祭2012「Waiting for Something」を見に東京芸術劇場へ。言語とかコミュニケーションとか、私が興味をひかれる事柄満載の不条理劇で、使用言語が日本語(私にとって母語)と韓国語(少しわかる)と英語(よくわかる)だったこともあってたいへん楽しんで観劇した。お互い通じない日本語と韓国語でしゃべってた二人が、なんだ英語わかるんじゃんってなって話し始めるんだけど、「私の名前は○○です」、「身長は○○センチです」、「好きな色はなんですか?」って英会話初級で習った文を繰り出すばかり。あぁ、言葉が通じるってことは、話したいことが話せるってこととイコールじゃないのよね、というシーンの美しさと悲しさに涙が出た。そして、好きな色を聞かれた日本人の男が、turquoise blueって答えるんだけど、turquoiseが伝わらなくて、「タコヤキ? タコヤキブルー?」「いやいやターコイズ」「タコヤキ?」というやりとりが繰り返され、「たこ焼きは茶色でしょ? 茶色が好きなの?」と言われてYes, I like brown.と答えてしまう姿の情けなさといとしさよ。直後にこの作品を人と共有したくなくて、まだ一人で反芻していたくて、アフタートークも聞かず、知り合いに挨拶もせずに劇場をあとにした。

稽古の前に駒場でカレー。隣の席が子供が頭のいい進学塾に通ってるらしいお母さんのグループで、学校のこととか塾のこととか情報交換してた。ああいう世界もあるのよね。

夜は東京デスロック「東京ノート」稽古。その後、2月のいわき公演に向け「ヤルタ会談」自主稽古。


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