つれづれなる日々

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2001年12月の日々


12/31/2001(月)

年末だけど、蕎麦屋はやっているのではないかと思い、昼時に行ってみたら、やっていた。混んでいた。小海老天あんかけ蕎麦を食べた。結局これが年越し蕎麦となった。

年賀状は、書いた分から3回ほどに分けて投函したが、全部は書き終わらないうちに2001年が終わった。後は、あす。


12/30/2001(日)

黒豆を煮る。雑誌オレンジページの1993年12月17日号に載っていたやり方。

材料は、

黒豆300グラム
砂糖250グラム
しょうゆ大さじ3
塩小さじ1/2

作り方は、

  1. 鍋に水10カップ(2リットル)を入れて煮立たせ、砂糖、しょうゆ、塩を加えて混ぜ、砂糖が溶けたら火をとめる。
  2. 黒豆をボールに入れてたっぷりの水を加え、手で軽くまぜながら洗ってからざるにあげる。
  3. 温かい煮汁に黒豆をそっと入れ、フタをして一晩(6〜7時間)置く。
  4. フタをとって強火にかける。煮立ってアクが出てきたら弱火にし、アクをとる。
  5. 強火にして水1/2カップ程度を加え、煮立ったら弱火にして再度アクをとる。
  6. 落としぶた(アルミホイルでも可)をして、豆が柔らかくなるまで弱火で煮る。豆が常に煮汁につかっているようにするため、煮汁が減りすぎたら適宜水を加える。
  7. 親指と人差し指で軽くつまんで豆がつぶれるようになったら火を止め、煮汁に浸したままで一晩置く(味を含ませるため)。

ふっくらじょうずに煮れるので、いつもこの通りに作っている。いつもっていっても年に一回だけど。本では、柔らかくなるまで6〜7時間煮ると書いてあるけれど、ウチの鍋がステンレス多層鍋のせいかなんだかしらないけれど2時間程度で柔らかくなるようだ。

年賀状を作成。今年は2版。印刷できたし宛名を書こう!と思ったら名簿が1種類見あたらず、メールで連絡して送ってもらう。きょうは一年で一番たくさんペンで字を書いたんじゃなかろうか。


12/29/2001(土)

豚バラ炊き込みご飯がなかなかうまくできた。分量はだいたいこんな感じ。

豚バラは、固まりのまま、熱い鍋で焼き色を付け(油はひかなくて大丈夫。たくさん脂が出るから)、水からゆで、いったんゆでこぼしてまた水からゆでて、きょうは1時間くらいゆでたかな。その後小さくあられ状に切って、小さめのささがきにしたゴボウと一緒に、水・酒・しょうゆで煮る。戻したシイタケも、小さく切って加える。ニンジンも同様に切って加える。煮上がった具と煮汁を別にして、米を煮汁+水(豚肉のゆで汁やシイタケの戻し水も使う)+しょうゆ+酒で水加減し、上に具を載せて、炊きあげる。というような作り方だ。


12/28/2001(金)

お正月に長野に行く。JRもウェブで予約とかできるのかなと探したら、えきねっとでできることが判明。実は昨日、予約すべく会員登録をしたんだけど、申し込み画面のいろんなところが気に入らなくて、結局キャンセルしちゃっていた。でも、切符を買いに行く手間を考えると便利は便利そうなので、気を取り直してきょう予約してみた。

何が気に入らないかというと、まず、会員登録して個人情報を入力してからでないと予約画面そのものさえ見られないこと。列車名や列車番号を自力で調べて入力しなきゃならないこと。チケット受け取り場所・時間とか支払いについてのあれやこれやに「同意する」とチェックマークを入れないと予約できないこと。など。

まぁ今回使ってみて、いいようならば今後も使おうと思う。


12/27/2001(木)

夕飯を食べたあと、日舞の自主練に出掛けた。1月の発表会で4人で踊る曲があるんだけど、演劇の公演の本番がある人がいたり、風邪を引いたりで、いままであんまり全員揃って稽古ができていなかった。きょうは4人で、動きのタイミングや移動のフォーメーション、手を挙げる角度など、いろいろと確認しながら踊った。私は、こないだ買った着物を初めて着てみた。おはしょりもちゃんと取れるし、なかなかいい感じ。私は藤色だと思うんだけど、友に、
「小豆アイスの色」
と言われた。


12/26/2001(水)

去年の今頃って何してたんだろう、と日記を見たら、「さよならだけが人生か」の本番中だった。そうそう、12月31日も1月1日もアゴラで演劇をやってたんだ。今年の秋・冬は芝居がなくて、他の仕事とか趣味のキルトとかやることはいっぱいあるから暇ではないんだけど、稽古や本番で忙しいのとはやっぱり感じがちがう。そろそろ稽古や本番が恋しくなってきた。


12/24/2001(月)

ビデオに撮っておいたロボコン高専大会全国大会を見る。さすがに強豪揃いで見ごたえがあった。


12/23/2001(日)

肩こりに効く、と教えてもらった方法。手のひらの、生命線とか何とか、線がありますけど、人差し指の下で始まる線から小指の下で始まる線に渡すようにして、手に輪ゴムを掛けておく。それだけ。なんか効きそうな感じがする…。


12/22/2001(土)

青年団公演「冒険王」を観に伊丹に行く。1996年初演のこの作品は、私にとって、1990年に青年団に復帰後初めて出演できなかった本公演、ということで印象深い。今回の再演は、飛ぶ劇場の「ロケット発射せり。」(客演しました)と重なっていたのでオーディション(再演物は劇団内オーディションがあります)を受けなかったし、なかなか縁のない演目です。睡眠不足だったけど、眠くなることもなく、いろんな細かいしぐさや台詞や小道具や、あれこれあれこれ楽しんで観劇。


12/21/2001(金)

火曜に行った着物古着屋に再度行く。今回は、このくらいはほしいというサイズを手持ちの着物でちゃんと計り、メジャーも持参。なかなかよさげな色無地(藤色)が見つかる。こないだ取り置きしてもらってたのの半分以下の値段。やれやれ。


12/20/2001(木)

TV番組を録画したビデオが収拾つかなくなってきたので、内容を確認して整理する。「料理の鉄人」なんかが出てきてなつかしかった。


12/19/2001(水)

きょうは、DS9もVGRも、びっくりするほど面白かった。DS9は、第1第2シーズンは、暗いし抽象的な話が多いし退屈だった。それであんまり見なくなっちゃって、だから第4シーズンまでの分は、飛び飛びにしか見てない。第5シーズンは一挙に全話放送されたときに見て、その後は、毎週の楽しみだったTNGの放送がなくなっちゃったから「なんにもないよりはDS9を見るか」という感じで見続けているが、見てて涙が出たなんてのはきょうが初めてだった。

VGRは、久々にチャコティ副長中心の話で、オールスターキャストで、展開が早くて波瀾万丈の正統SFって感じで楽しめた。後から考えるとつっこみどころはたくさんあるんだけど。


12/18/2001(火)

発表会に着れる、私サイズの着物はないかと、うろうろ探す。着物の格だとか帯との釣り合いとか、どういうときには何を着るとか、そういうことをぜんぜん知らないので、呉服屋さんに行くのはそうとうおっかない。どうしてもなかったら前のときみたいに実家から借りてくるつもりだけど、このあたりでひとつ自分の着物も持ってみたいなーと思っているので、いい機会と言えばいい機会かもしれない。

足袋や下着をときどき買いに行ってるお店にまず行く。仕立て上がりの和服がいっぱいあって、サイズはMとLがあるんだそうな。ポリエステルで値段は1万円弱。日舞の発表会と言ったら、おでになるんですか、見に行かれるんですか、と聞かれた。Lサイズのをちょっと羽織らせてもらったら、あらこれでも大丈夫かも…という感じ。仕立ては頼めるのか聞いたら、「うちは呉服屋じゃないので仕立てはやってないんです。既製品だけです」とのこと。着物を売ってるとこはみんな呉服屋っていうのかと思っていた。そういう区別があるとは知りませんでした。年末年始も休まず営業しているというので、また来ます、と言って店を出る。

次は、高そうな呉服屋に。お店のおじさんが着物を着てる。お客さまは既製品では無理だと思います、と言われる。なんか言い方が馬鹿にしてる? なんか、この人、えらそう? ほんとはそうでもないのかもしれないけど、いろんなことをよくわからないで買いに来ているという、ひるみがちな気持ちでこっちがいるから、どうしてもそんな印象を受けてしまう。仕立てたら、安いのだったら4万6千円くらいからで、でもそれは出来上がりが1月下旬になる。高いのだったらもっと早くにできるけど15万くらい、と言われた。なんで高いのと安いので仕上がり予定日がちがってくるのかは、聞いたけどわからなかった。

続いて、古着屋さん。私が着るんですけど大きいサイズのってありますか、と聞いたが、特に分けて展示してはなくて、並べてある中からよさそうなのを選んで見てみてくださいとのこと。昔の人の着物だと小柄なのが多いけど、最近のもの(作ったきり袖を通していない着物など)だと大きめのもある、という話。3着ほど試着させてもらった。最初に着てみたのが一番大きめで、色も、しまった感じのきれいな青で、立ったり座ったり踊りの動作をしてみたりしたけど、大丈夫そうだった。ほとんど買ってしまいそうになったけど、いやいやそもそも今回着ようと思ってた着物だって試着したときにはこれで行けると思ったのにダメだったんだし、ここは一つ慎重に、と思い、取り置きしておいてもらって、合わせたい帯などを持参してもう一度見せてもらうことにした。値段もちょっと高めだったし。

次に行くときには、手持ちのウールの着物(これもいただき物だ)でサイズが私にぴったりのがあるんで、それを持っていってちゃんと大きさを確認しようと思う。メジャーも持っていこう。


12/17/2001(月)

戯曲講座の受講生が書いた台本のリーディングに参加。6作品。中学三年生、神父さん、おかあさん、パートのおばさん、コンビニにたむろする少女などの役を読む。私は、戯曲を読んだり演劇を観たりすると、まず、「劇作家は頭の中ではこんなことを考えているのかー」とびっくりしたり感心したりするが、きょう声に出して読んだ作品も、それぞれの世界があっておもしろかった。

その後、友と飲む。途中から合流した友ダンナが実は相当のスタートレック好きと判明。


12/16/2001(日)
注意:TNG Unification, Part II/潜入!ロミュラン帝国 パートIIのネタバレがあります。

きのうと同じマーサの番組をまたやっていたので、例の台詞を確認することができた。やはりcreativityでした。

TNG Unification, Part II/潜入!ロミュラン帝国 パートII (5, 108)をまた見た。ピカード艦長、スポック大使、データ少佐と、論理の人がそろった、という感じがおもしろかった。手の4本ある女の人が音楽をやっているバーのシーンも好きだ。ライカーとの小粋なやりとりもいいし、ウォーフとクリンゴンオペラを歌うところもなかなか楽しい。

以前TNGの何かのエピソードで小道具に撮影スタッフが写り込んでいるのに気がついたが、どのエピソードだったか忘れていた。きょう見ていたら、このエピソードだった。データがロミュラン人にヴァルカン・ナーブ・ピンチをくらわせた後で、監禁された部屋を三人が出ていくところで、テーブル上のガラス状の角錐の置物に、メガネをかけた、ガムを噛んでいるっぽい男の人の横顔が写っているのである(Boldly Go...を確認したら、このことがちゃんと載っていた…)。

日舞のお稽古で、1月の発表会に着るつもりの着物を着て稽古してみた。古着だけど大きめ、ということで友に譲ってもらったんだけど、そのときざっと試着もしてあらいいじゃないと確認したはずだったんだけど、身幅がちょっと足りなぎみ。最近太ったとかではないので、確認が甘かった、と言えそう。発表会は1月5日なんだけど、それまでに何をどうなんとかしようか。ピーンチ! 自己流で身幅を出すったって、袷(あわせ。裏が付いている)なので大変そうだ…。あと20日あるけど、そうそう簡単に我が身幅を減らせるとは思えないし…。


12/15/2001(土)

マーサの番組を見ていたら、たとえ雪が降らなくてもホワイトクリスマスにしてみせる、
「だって私にはイマジネーションとそうぞうりょくがあるから」
と言っていた。は? 「イマジネーションと想像力」? 同じじゃないの?

原語を確認してないのではっきりしたことは言えないけど、それこそ私の想像力をはたらかせてみて、これはもしかしてimagination and creativityと言ったんじゃないかな、と思いついた。「創造力」。あーでもそうだったら「創造性」って言いそうだなぁ。いずれにせよ、耳で聞いてわかりにくいことにかわりはないけど。

目で見れば問題ないけど、耳で聞くとわかりにくい。そういう吹き替えの例をもう一つ挙げると、TNG(新スタートレック)で宇宙艦隊が対ボーグ戦を行った惑星の名前、「ウルフ359」がある。初めて聞く耳にはこれは「ウルフ3号級」と聞こえて(宇宙鑑の種類を表す「ギャラクシー級」とか「アンバサダー級」とかいう言い方になじんでいるスタトレファンの耳だからかもしれないが…)、「ウルフ3号って何?」「ウルフ3号級の、何?」と私の頭の中は最初、疑問符でいっぱいになった。

VGRで、「おまえはけうなそんざいだから」っていうのも、話し言葉としてはちょっときびしかったな、そういえば。「希有」。会話だったら、え、なに?って聞き返すと思う。

きょうのマーサ・スチュワートの番組ではシンディ・ローパーがクリスマスソングを歌ったんだけど、聞いてたら泣けてきた。音楽は、ときどき、あまりにも容易に私を揺さぶる。


12/14/2001(金)

いま使っているキルト糸は、ちょっと太い(30番)。キルト針は小さくて、針穴も小さいので、なかなか糸が通らない。糸先を斜めに切って、うまく通らなくてぼさついて、また切って、また失敗してと、ゆうべなんかそうとう大変だった。もしかして朝のうちのほうが調子いいかもと思い、きょうは先に3本ほど針に糸を通して用意しておく作戦に出た。成功。

どこかのウェブに「設定はこちらから行ってください。」と書いてあって、たぶん「おこなって」なんだけど、ハイパーリンクになってるし「いって」かもしれないなぁと思った。正しい送りがなで書いて読みが特定できない漢字が、ときどき気になる。「開ける」、「止める」、「怒る」など。あぁ「等」もそうだ。読む人が、書いた私とちがう読み方をするといやなので、ちょっと間抜けだけどひらがなで書いたりしている。

森茉莉が編集者に宛てた書簡というものをまとめた本にも、なんかそんな話があったっけ。校正を手紙(はがき?)で頼んでるんだけど、「良い」って書いたような気がするがそうすると「よい」って読まれちゃうかもしれないから「いい」に直してくれって。


12/13/2001(木)

きょうはハイブリスが2個来た。

段染め(色がグラデーションになっている)のキルト糸が、手縫いでちくちくやっているとどんどんけばけばになり、よりが甘くなり、くるくるまるまって、縫いにくくてしようがない。あぁそういえば、ラメ糸用にと思って、糸につけるワックス(固形)を買っておいたんだ、ワックスつけたら糸がしっかりして縫いやすくなるかも、と思いつき、ぎうぎうぎうと糸をワックスにこすりつけてから縫ってみたら、段ちがいの縫いやすさ! 弘法筆を選ぶべし、だ。ちょっとちがうか…。とにかく、便利な物はどんどん使おう。


12/12/2001(水)

おとといから深夜のNHKで、ロボコン(アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト)の地区大会の放送をやっている。おとといは北海道大会、東北大会。きのうは関東甲信越大会と東海北陸大会。きょうは近畿と中国。地区によりロボットのレベルがずいぶんちがう。そして、番組の作り方もさまざまだ。出場者(各チーム3人)全員の名前をテロップで出す/出さない、審判や審査員がどういう人か紹介する/しない、など。ルールの紹介は共通の画像だが、それだってナレーションのしかた説明のはしょり方がそれぞれちがっている。でも番組の最後はだいたい、感動的だったあの場面この場面のスローモーション映像になるので、高山広のおキモチ大図鑑のラストみたいだ。というか、おキモチ大図鑑のラストっていうのが、ラストシーンというもののパロディみたいなものだと思うけど。

ぜんぜん関係ないけど、「カーテンコール」と「カーテンレール」って、書くとたった一字しかちがわないんだなぁ、と、ふと気づく。


12/11/2001(火)

マーサがTVで、
「このジンジャーブレッドクッキーは、食べてもおいしいしツリーに飾ってもステキよ」
とか言っていたけど、もしツリーに飾ったとしたら、その後そのクッキーはどうするんだろう、と気になった。何日か飾っておいたらほこりにもなるし、食べないよね、きっと。なんかもったいない感じがするけど、アメリカ人はそうは思わないのかな? その辺の感覚は文化によってちがう。結婚式に米をまくのは日本人からするともったいような感じだけど、日本人が葬式帰りの人に塩をかけたり飲食店で盛り塩をしたりしてるの見て「塩を無駄にして」って思う国の人だっているかもしれない。


12/10/2001(月)

LaLa TVマーサ・スチュワート リビングを見るともなく見ていたら、子供たちにカップケーキのデコレーションをさせるときに、マーサが、
「絞り出し袋は、絵を描くほうの手で持ってね」
と言っていたので嬉しかった。ありがとう、不用意に「右手で」と言わないでくれて。

しかしこのマーサ・スチュワート リビングという番組は、なんだか奇妙におもしろい。マーサ・スチュワートが、サンクスギビングのおもてなし料理、子供が喜ぶテーブルセッティング、生まれてくる赤ちゃんのための部屋の準備、きれいな柄の布巾を使って簡単に作れるクッションカバー、などなど、くくったら「家事全般」ってことになるのかな、料理や日曜大工や手芸、ガーデニングなんかのちょっと気の利いたワザを実演して教えてくれるのだけど、フルーツサラダの材料といえばナシ7個とか言い出すし、便利な電動工具は使いまくるし、日本の私の暮らしとけっこうかけ離れているところに逆に興味をひかれる。


12/08/2001(土)

きのうから挑戦しているミシンキルトは、meanderingとかstipple quiltingとか呼ばれている、全体を一筆描きの曲線で埋めていくという手法。こんなふうに。

決まっているのは、線と線が交差してはいけない、ということ。そして、きれいに仕上げるポイントは、密度がだいたい均一になるようにすること(運針で表の布と中の綿と裏の布を縫い止めて押さえるのが、キルティングのもともとの目的)、角のないなめらかな曲線にすることである。

ゴッホの絵の光や空気やなんかがうねっている感じにちょっと似ているかも。主にミシンキルトの手法のようだが、おもしろそうなので私は、いままで手縫いでもこういうのをやってみていた。家々、人々の背景部分とか、写真ではほとんど見えないけどロケット発射せり。の主要部分(ボーダー以外)がそうだ。そういう経験から目がだいぶ「meanderingの、あるべき形」に慣れてるようで、始めたばかりのミシン縫いでテキトーに布を前後左右に動かしててもけっこうなんとかなっていっていくのがおもしろい。


12/07/2001(金)

ミシンキルト用の押さえ金(曲線縫いができる)に挑戦。ずいぶん前に買ったんだけど、なかなか使ってみるチャンスがなかった。要は、針がささる瞬間(と、ささってる間)以外は布が自由に動くので自分で前後左右好きなように布を送ってね、という器具である。なるべく低速で使えと書いてあったが、ある程度の速度で縫わないと逆にぎくしゃくするようだ。初めてなので、縫い目が大きくなったり小さくなったり、曲線がなめらかにいかなくてブレブレになったりしたけど、上糸に使った金ラメ糸(これも初挑戦)がきらきらして、なかなかステキな感じになり、満足。


12/06/2001(木)

久しぶりにペーパーピーシングという技巧(パッチワークの、)に挑戦。久しぶりなのでいろいろと忘れてて、びしーっと折り目を付けなくて布がもたついちゃったり、斜めの線のときどっちがわに布を多めにしといたらいいか間違えて布が足りなくなっちゃったりで、縫ってはほどき、縫ってはほどき、していた。

キルトのページに、2点追加。といっても、1つは、ずいぶん前に作ったキルトだけど。


12/05/2001(水)

きょうも、夜は日舞の稽古。黒田節は、ばっと扇子を振って開く、はずがスコーンと畳に投げつけてしまい、見てる人に笑われた。ウチでも練習していったんだけどなぁ。梅は咲いたかは、基本の振付をみんなでおさらいした後、踊る4人でフォーメーションなどの自主稽古。こちらのほうは、他の人から「4人で、なんか大人の女、って感じでいい」とか言われて嬉しかった。


12/04/2001(火)

いま猛威をふるっているというウィルスBADTRANS.Bが、私のとこにもちらほら来る。きょう、危うく開きそうになった。写真を送ってくるはずの人からだったので、添付のイメージファイルみたいなのがあったから「紙じゃなくてデータで送ってきたのかな」と一瞬思っちゃった。あぶない、あぶない。

12月1日のオフ会のとき、他人の言葉を解釈する・いろいろ別のものを表現するという点で翻訳者と俳優は似ているということを言った方があって、おもしろい考え方だなぁと思ったので日英翻訳も手がけているカナダの友にメールで知らせたら、日本語じゃ音も同じ:「訳者は役者だ」、という返事が来た。おやじギャグ?

バインディングの終わったロケットキルトの裏にラベル(タイトルや製作期間などを記入する)を付けて、完成。ずーっとこればっかやっていたわけではないのだが、3カ月かかった。


12/03/2001(月)

増え続けるビデオの収納のため、積み重ねられる収納ボックスを購入。なにが録画されてるのか不明なテープの整理もしないとな。


12/02/2001(日)

夜、日舞。黒田節の振付を、やっと最後まで習った。扇子をばっと振って開くのとか、ひらひらさせながら回転させるのとか、まだまだうまくできない振りもあるので、1月の発表会に向けて、今月はガンガン練習するぞ!

発表会は、もう1曲、梅は咲いたかも踊ることになった。振付自体はもう前に習っているんだけど、今度は4人で組んで踊るので、フォーメーションをこれから覚えなくちゃならない。気楽っていったら生意気みたいだけど、楽しく踊れる軽い感じの曲なので、これも楽しみ。


12/01/2001(土)

ファインベリー宇宙をぶっとばせ!!という公演を見に行ったら、借りた劇場に地球の絵が描いてあったから宇宙船物の芝居を上演しようとする人たちの話(すごく強引な要約ですが、)だった。スタトレ(しかもTNG)のネタが出てきて喜んでしまった。日誌とか、コミュニケータに触るしぐさとか。映画ギャラクシー・クエスト同様、ちょっとずつ用語を変えているのも面白かった。

夜、児童文学メーリングリストのオフ会。カニグズバーグやランサムについてなど、普段周りに話し合える人があまりいない話題についていろいろと話せてたいへんに楽しかった。


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